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「ウィールローブ」とは?
2015年に立ち上げられた新鋭の日本のブランド、「WHEELROBE(ウィールローブ)」の「WHEEL」は車輪の意
味し、車輪が描く「軌跡」を表現する。革靴はたくさんの人の手で作られ、様々な人の想いが込められている。
革の採取から、鞣し、裁断、縫製、つり込み、底付け、仕上げなど多くの人の手と工程を経て、1足の靴はプロダクトとして完成する。そして購入者に渡り、履くことで多彩な表情が生まれ、分身のような靴が完成する。これからの人生で、愛着を持って靴を履いて欲しいという想いが込められている。
靴作りで「ウィールローブ」が重視するのが日本人の足型を研究し、出来上がった木型だ。つり込んだ際の造形美、履き心地、歩きやすさに多くの影響を受けるのが木型。その上で修理して繰り返し履けるようにと、製法はグッドイヤーウェルテッド製法を採用。
アウトソールは長く履けるようにラバーを「半張り」した仕様に。ライニングはつま先まで牛革を使用、足入れがソフトで、吸湿性も高い。定番で使っている革は、アメリカのホーウィン社製のクロムエクセルだ。オイルをたっぷり含み、肉厚で美しい経年変化を披露する。こんな靴なら、人生をともに歩んでいけるだろう。
【1】CAP TOE LACE UP BOOTS(キャップトゥレースアップブーツ)
オリジナルのスウェード素材にオリジナルのラバーソールを付けたモデル。スウェードは独自の配合したオイルを染み込ませ、撥水性もあり、汚れも付きにくく、次第に油分が抜けて経年変化も楽しめる。
【2】MOC TOE OXFORD(モックトゥオックスフォード)
オリジナルで製作した国産のスウェード素材を採用したモックトゥ。製法は堅牢なグッドイヤーウェルテッド製法。モスグリーンほかにスウェードはキャメルとベージュの3色、表革はブラック、ブラウン、バーガンディを用意している。
【3】HEAVY STITCHING MOC TOE(ヘヴィスティッチングモックトゥ)
アッパーにアメリカのホーウィン社製のクロムエクセルを使用したモックトゥ。手仕事によるモカシン縫いが際立つほど美しくソールはシングルレザーを採用。これ以外に、バーガンディとナチュラルの色展開。
【4】HEAVY STITCHING LOAFER(ヘヴィスティッチングローファー)
カカトを小さくし、コインストラップの位置を調節することで、ホールド感をアップさせている。モカ縫いが特徴的だが、そこばかり目がいかないように近似色のステッチを使用。足馴染みが良いホーウィン社のクロムエクセルを採用。
【5】PLAIN TOE BLUCHER(プレーントゥブルーチャー)
ハギを入れず、贅沢にクロムエクセルを使用した1足。ラストはノーズを長く、ワイズEで考えたオリジナルで、クロムエクセルのオイリーな素材と相まって、ボリュームある靴に仕上がっている。ソールも迫力あるダブルレザー仕様。
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
【問い合わせ】
トライ・アップ
☎03-5824-3190
https://wheelrobe.com/
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