古着を中心にした装いにバッグを添えた卓抜の着こなし。
辻川直也さん(マスターピース プレスアシスタント )は、日本を代表するバッグブランド、マスターピースに所属。大阪・京都といった関西圏のショップマネージャーを経て、現在は東京オフィスでPRを担当している。TPOに合わせたバッグ選びと古着をベースにしたオリジナリティあふれる装いは必見だ。
【SATURDAY】休日はランプのある公園で、趣味のスケボーを楽しむ。
パタゴニアのパイルベスト×リーバイスのヴィンテージデニムという王道のアメリカンカジュアルをシャツで品よく。「がっつりスケボーを楽しむというよりも、移動にちょっと乗るくらいなので、コーディネイトはいつもアメカジスタイルです。スケボーもできるヴァンズのスニーカーの色みをアクセントにしてみました」。
【SUNDAY】日曜日は表参道デート。只今、彼女と待ち合わせ中。
普段通りのカジュアルさを内包しながらも、どことなく上品さを漂わせる装いは、表参道でのデートを意識したからだとか。「古着で購入したドレスシャツは、デザインはキレイめだけどユルさのあるシルエットが好み。淡いブルーとベージュを合わせた爽やかなカラーリングと小ぶりのバッグがポイントです」。
【MONDAY】1週間のはじまりはコーヒ片手に少し余裕の出勤。
ジャケットから足下まで全身をホワイト×ブラックのモノトーンカラーで統一し、カジュアルとモードを併せ持った着こなしに。「[ウエスターナ]は珍しいロングサイズのモデルなので、少しだけゆったりと着られるところがお気に入りです。太めのパンツと合わせてリラックス感のあるユルい着こなしでまとめてみました」。
【TUESDAY】今日は一日デスクワーク。天気が良いのでテラスで打ち合わせ。
「デスクワークが多い日は、長時間座っていても楽チンなリラックスコーデです」。鮮やかなピンクのプルオーバーもクライミングパンツのようなボトムスも、ともにストレッチが効いたアイテムをセレクト。「足下にはナイキの[エアリフト]を合わせた、とにかく着心地重視のシンンプルなスタイリングですね」。
【WEDNESDAY】プレスルームで撮影用のサンプル選び。
アンティークの刺し子生地を使用した羽織りものに、リメイクデニムという個性的なレーのアイテムを主軸にコーディネイト。インナーにヤシキのニット、足下にはスイコックのサンダルを合わせるなど、この日はブランドラインナップが新鮮。「装いに和のテイストを入れたい時には、レーのウエアを着ることが多いですね」。
【THURSDAY】友人が店長を務める新店「FAN」で談笑。
去る3月、原宿にオープンした話題のセレクトショップ「FAN」。ここでショップマネージャーを務める坂本さんとランチの帰りに雑談。コーデでは迷彩柄のパンツで古着ミックス。「デニムシャツのオールモストブラックはモード色の強いブランドですが、あえて古着のパンツを合わせて、Gジャンのように着こなしてみました」。
【FRIDAY】ショップ取材のため自転車で原宿のお店まで。
プレスルームからもほど近い、表参道にあるマスターピースの店舗までの移動は、自転車を使うことがほとんど。天気のよいこの日も、お得意の古着ミックスで魅せる爽やかなコーディネイトを披露。「主役はホワイト×ネイビーのボーダーカットソーです。そこにヴィンテージデニムを合わせて、バンダナで味つけしたマリンルックに仕上げています」。
さり気なく古着を取り入れた辻川さんの着こなし。オリジナリティを出したいアラサ―男子にはあえてくずしを加えた古着ミックス術で、この夏おしゃれにキメたい。
※すべて取材時の情報です。
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