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Apple Watchをして富士山に登ると、何kcal消費したと表示されるか?

家族と富士山に登ったのだが、Apple Watchをしていたので、当然アクティビティが記録されている。富士山に登ると、どのぐらいのカロリーが消費されるのだろうか?

7合目まで登り宿泊、翌日早朝から登頂

ちなみに、今回は4つあるルートのうちの富士宮口の5合目の登山口から歩き始め、7合目での山小屋に宿泊。翌日、朝午前1:30に歩き始めて、標高3,776mの剣が峰まで登り、そのまま富士宮口の5合目まで戻った。

富士山というのは、世界でも希有な成層火山の単独峰で、登山は単純に登りが続く。普通の登山だと、登りもあれば、下りもあるのだが、最高峰まで延々と登り続けるのだ。

登山道はご覧のような礫で出来ており、こういった感じの岩と礫の道がジグザグと延々と続く。そして、ご存知の火口に辿り着き、火口のフチの中で一番高い、剣が峰というところが最高地点になっている(写真下)。

写真の右側が火口のカルデラで、中央が剣が峰である。

そして、その2日間のアクティビティは下の通り。

ちなみに、Apple Watchによると、筆者の日常の安静時消費エネルギーは1,650kcalぐらい。アクティブエネルギーは550kcalぐらい。つまり、じっと身動きせずに過ごしても1,650kcalは消費して、活動することで550kcalを消費する。つまり1日の消費カロリーは、2,200kkalぐらいということになる。

というのを前提して、5合目を出発して7合目まで登った日と、早朝に起きて登頂し、5合目まで降りた日のアクティビティアプリはご覧の通り。

こちらがアクティビティ。左が1日目で、右が2日目。

普段約550kcal消費するのが、1日目は908kcal、2日目は1,341kcal消費している。合計3,157kcal。平均的な1日と比べると、1日目は約358kcal、2日目は約791kcalいつもより多く消費しているということになる。合計すると、約1,149kcal。

1日の平均的なアクティビティの倍程度なので、この数値だけ見ると、富士登山でさえも普段の倍のカロリーしか消費していないことになる。

あんなに大変な登山だったのに意外と少ない。一時にたくさんの運動をするよりも、日々ちょっとずつ多めに運動することが重要なのだろう。

 

(村上タクタ)

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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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