歴史に残る伝説の瞬間をもう一度
南野陽子が初めて『ザ・ベストテン』に出演したのはデビュー翌年の1986年2月6日、スポットライトのコーナーで、2枚目のシングル「さよならのめまい」を披露した。その後、3枚目のシングル「悲しみのモニュメント」から番組の常連となり、多くの名場面を作ることになる。
1987年1月29日の出演回では、渋谷の映画館からアクション映像が中継され、映画の主題歌である「楽園のDoor」が披露された。同年4月30日の放送回には、7枚目のシングル「話しかけたかった」で初の1位を獲得し、友達や家族が駆けつけるという感動的なシーンが収録されている。その他にも、代表曲である「はいからさんが通る」を袴スタイルで披露した映像や「吐息でネット」はもちろん、語り草となっている「秋からも、そばにいて」の歌詞忘れ出演回なども収録されている。南野陽子本人も印象に残っているというこのシーンは、このボックスでしか見ることができない、貴重な収録映像となっている。
『ザ・ベストテン』といえば豪華なセット、そして南野陽子自身がプロデュースしたという華やかな衣装、司会の黒柳徹子さんとの楽しい会話など、煌びやかで贅沢だった当時の貴重映像を堪能できる内容となっている。さらに、ドラマ・映画ロケ現場や空港からの中継歌唱、当時では珍しかった海外からの衛星中継(ハワイ、バハマ、カンボシア)など、現代では信じられないような中継映像も収録。生放送にこだわり続けた番組ならではのハプニング映像も見どころである。
ボーナス映像として1989年の番組終了後に不定期で放送されていた同窓会に出演した際の映像(4回分)も収録しているのもうれしい。このボックスは映像だけでなく南野陽子自身が、当時の番組出演エピソードを語った50ページにも及ぶインタビューブックも収納されており、映像と照らし合わせながら読むことで、何度でも番組を楽しむことができるだろう。
ファンなら買わねば許さんぜよ‼︎
7月11日に発売された『昭和40年男』には、南野陽子のロングインタビューが6ページにわたり掲載されており、そこでもこのBlu-ray BOXについての話や当時の思い出話を語っている。ぜひそちらもご確認いただきたい。
「ザ・ベストテン」は、昭和生まれの人間にとって特別な思い入れのある番組だが、昭和レトロブームが盛り上がっているいま、当時を知らない若者が見ても楽しめる映像集になっている。
“ファンなら買わねば許さんぜよ!”
是非、お手に取ってご覧ください。
収録概要
DISC1. (約81分)
「さよならのめまい」「悲しみモニュメント」「接近(アプローチ)」「楽園のDoor」「話しかけたかった」全23回の放送映像収録。
*ボーナス映像として[加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ][ロッテ歌のアルバムNOW]等の他番組出演映像5回分の収録映像も含む。
DISC2. (約74分)
「パンドラの恋人」「秋のIndication」「はいからさんが通る」「吐息でネット」の全24回の放送映像収録(歌唱は22回)。
*ボーナス映像として「サタデーポップ ’88」1回分の収録映像も含む。
DISC3. (約82分)
「あなたを愛したい」「秋からも、そばにいて」「涙はどこへいったの」「トラブル・メーカー」、さらに【ザ・ベストテン特番】の「話しかけたかった」「はいからさんが通る」「吐息でネット」「楽園のDoor」の全22回の放送映像収録(歌唱は21回)。
ーーーーーーーーーーーーーー
『南野陽子 ザ・ベストテンCollection』
仕様:Blu-ray Disc 3枚組/三方背BOX付き豪華デジパック・ケース仕様/南野陽子インタビューブック(50P)
品番: MHXL 138~40
価格:¥16,500(税込)
発売日:2024年6月26日(水)
発売元:TBSテレビ
発売協力:TBSグロウディア
販売元 :株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
収録内容の詳細は以下の特設サイトをご覧ください。
https://www.110107.com/s/oto/page/nanno_bestten?ima=1828