1970年8月16日、マイアミのクライテリア・スタジオで録音
表題曲「We Got To Change」の他に、「We Got To Change(Extended Version)」、「We Got To Change(Pixal Remix)」の合計3曲が『We Got To Change EP』として公開されている。
YouTube:James Brown「We Got To Change」
https://youtu.be/fqpVk8GAG0o?si=czW73SSjsQ32DN4H
この未発表曲「We Got To Change」は、1970年8月16日、マイアミのクライテリア・スタジオで録音されたが、この時期、37歳のジェームス・ブラウンにおいて極めて重要な時期だった。
当時のジェームス・ブラウンは、シンシナティ出身の若い兄弟、ギタリストのフェルプス“キャットフィッシュ”コリンズとベーシストのウィリアム“ブーツィー“コリンズを中心とした新しいグループを結成。
彼らは「Get Up (I Feel Like Being) a Sex Machine」「Super Bad」「Soul Power」などのシングルで、ジェームス・ブラウンの音楽にハードなエッジと新鮮なアイデンティティをもたらした。ジェームス・ブラウンは彼らをJBズと呼んだ。
1970年8月16日でのクライテリア・スタジオのセッションは、ジェームス・ブラウンの1960年代のサイドメン、偉大なるドラマーであるクライド・スタブルフィールドとの再会が実現。ファンキー・ドラマーとして知られる彼は、その後のジェームス・ブラウンのヒット曲のいくつかを彩り、ヒップホップ時代に最もサンプリングされたドラマーの1人となった。また、この曲にはジェームス・ブラウンの長年の右腕ことボビー・バードもコーラスで参加している。
ジェームス・ブラウン『We Got To Change』
2024年2月16日配信
視聴・配信はこちら
https://umj.lnk.to/JamesBrownNewSong
収録曲
1. We Got To Change
2. We Got To Change (Extended Version)
3. We Got To Change (Pixal Remix)
パーソネル
James Brown: Vocals
Bobby Byrd: Vocals
Darryl “Hasaan” Jamison: Trumpet
Clayton “Chicken” Gunnels: Trumpet
Robert “Chopper” McCollough: Tenor Saxophone
Phelps “Catfish” Collins: Guitar
William “Bootsy” Collins: Bass
Clyde Stubblefield: Drums
Johnny Griggs: Congas
【問い合わせ】
ジェームス・ブラウン(アーティストサイト)
https://www.universal-music.co.jp/james-brown/
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