ストレートが映える王道の「センターパート」は毛先で印象を変える!

せっかくカッコいいヘアスタイルにしても自分でスタイリングするのって難しい。なんとなくいつも同じ仕上げになりがち。そんな悩みを解決するべく、メンズ客から人気の『by fifth』堀 雄大さんにストレートヘアの王道、センターパートで映える3wayアレンジを伝授してもらった!

どんなスタイリングもいける万能スタイル

『by fifth』堀 雄大さん

人気のセンターパートは、誰でも大人かっこよく見えるモテヘア。サラッとエフォートレスな印象のヘアスタイルだけに、どんなファッションとも相性がいい。だからこそ、いつも無難な感じになってしまうことも。スタイリングのコツを堀さんにうかがった。

「ふだんはオーソドックスなセンターパートにしている人が多いと思います。バームでキメすぎず、かつツヤ感をプラスするといい感じ。このスタイルは長さがあるので、アイロンを使って雰囲気を変えることができます。例えばふだんのナチュラルテイストも、根元から大きなカールをつければいつもより抜け感が出るし、アップバングにすればスマートでキレイめな大人の雰囲気も作れます」

スタイリング剤はどんなものが合うのか?

「作りたいスタイルに合わせて何を使ってもOK。サラサラ毛流れ系ならバームが最適。面で見せる部分が広いので、ツヤ感も出せます。アップバングやオールバックはキープ力があるハード系で、ウェットにしたいならグリース、ドライワックスやマットワックスならカジュアルな雰囲気になります」

スタイリングするとき、いちばん気をつけることは?

「前髪と毛先の作り方です。前髪が長いので、顔にかかりすぎると野暮ったくなります。ほどよく残しつつ、毛先をリバースに流すなど、顔まわりの作り方に気をつけるといいです」

【スタイリング前】

前下がりのセンターパート。バックは刈上げず、ウェイトも高めにした韓国風。

1.中性的な色気が魅力のリバースウェーブ×オールバックスタイル。

グロスでウェットな質感にしたオールバック。だけど、完全なオールバックにしないから、男らしすぎないのがポイント。カールアイロンで毛先をワンカールしてニュアンスをつけ、こめかみに少し毛束を落とすことで柔らかさと中性的な雰囲気を出した。

【使用アイテム】ギャツビー メタラバー ジェル プレイフル/マンダム

スタイリングを細かく解説!

前髪を立ち上げるため、手でかき上げてドライヤーを当てる。温風は根元に当てること。そうすることでしっかり立ち上がる。

えり足は首に沿わしてタイトに締めたいので、ボリュームを抑えるために手で根元を押さえて上からドライヤーの温風を当てる。

26㎜のカールアイロンでモヒカンラインを巻いていく。横4分割し、前から順番に根元まで外巻きにする。

サイドは上下2段に分け、上段はダッカールで留め、下段の毛先を内側にワンカールする。続いて上段も毛先をワンカール。左右巻く。

手のひらに水を軽くなじませ、髪全体に塗布する。軽くしめる程度でOK。こうすることでスタイリング剤のなじみがよくなる。

スタイリング剤を500円玉ぐらい手に取り、しっかりなじませる。前からかき上げて塗布し、毛先をもみ込んでカールを出す。

パート部分を逆の手で押さえ、前から手グシを入れてバックに流れた髪をサイドへ軽く振り落としていく。右側も同様に。

こめかみを逆の手で押さえ、毛先を指でつまんで後ろに流す。毛先のカール感を意識しながら細かい部分を整える。

2.根元から大きくワンカールさせたナチュラルな毛流れセンターパート。

王道のナチュラルなセンターパートスタイリング。ポイントは根元からアイロンを入れた大きなワンカール。毛先だけではなく、根元から入れることでボリューム感を意識した。そのため、ドライでベースをしっかり作ることも仕上がりを左右する重要なプロセスに。

【使用アイテム】ヘアバーム/レタッチ

スタイリングを細かく解説!

ボリュームとひし形フォルムを意識して、モヒカンラインの根元を立ち上げてドライ。前髪も毛先をもって根元を立ち上げてドライ。

えり足は首に沿わしてタイトに締めたいので、ボリュームを抑さえるために手で根元を押さえて上からドライヤーの温風を当てる。

サイドを上下2段に分け、ストレートアイロン(140〜150℃)を1回ずつ通す。毛先だけ軽く内側に入れるのがポイント。

つむじ部分を薄く取って(3㎝ぐらい)真上に向かってアイロンを通す。毛束が厚いと不要なところまでボリュームが出るので注意。

バームを枝豆2コ分手に取り、指の間までしっかりなじませたらバックに塗布。下から手を入れて握り込むようにするといい感じに。

前髪はかき上げるように塗布。指を立てて手グシを通すイメージ。最後にサイドから両手を入れて真上に持ち上げ、毛先にもみ込む。

バームが全体になじんだら、コームでとかす。前から後ろにコームを通して、全体を1度オールバック状態にする。

両手を軽く添えて、リバースに流れた毛流れを前にもってくる。前髪の毛先は、毛束とすき間が均一にパラパラするようにほぐす。

3.ワイルドアップバングでオフを楽しむ大人男子のプライベートヘア。

ハイブランドが並ぶ街が似合う、色気のある大人をイメージしたアップバングスタイル。7:3にパートを分け、前髪を立ち上げることでより縦長シルエットに見せて大人っぽい印象に。ライトサイドは耳にかけてこなれ感を出し、休日を楽しむおしゃれな男性に。

【使用アイテム】ギャツビー メタラバー グロス ハード/マンダム

スタイリングを細かく解説!

ドライはボリュームを出すため、前からかき上げながら行う。前髪は7対3パートを意識し、根元をしっかり立ち上げて温風を当てる。

えり足は首に沿わしてタイトに締めたいので、ボリュームを抑えるために手で根元を押さえて上からドライヤーの温風を当てる。

内側に角度をつけてストレートアイロンを1回通す。ヘビーサイドのみ三分割し、さらに上段のみ前後も二分割してしっかりを通す。

つむじ部分を薄く取って(3㎝ぐらい)真上に向かってアイロンを通す。毛束が厚いと不要なところまでボリュームが出るので注意。

中間〜毛先をしめらせる程度にスプレイヤーで水をかける(軽く濡らした手で塗布してもOK)。スタイリング剤が付けやすくなる。

グロスを枝豆4コ分手に取り、指の間までなじませたら、バックを下からすくい上げるように塗布。フロントはかき上げるように。

両手で毛先を真上に持ち上げて毛先ももみ込み、全体に塗布できたら、7対3にパートを分ける。ライトサイドは耳にかける。

ヘビーサイドは、リバースに流したままなので、こめかみに手を沿わせて、中間部分だけ前に突き出すイメージで整える。

(出典/「Men’s PREPPY プラス メンズヘアメイクBOOK Vol.5」)

この記事を書いた人
Men's PREPPY 編集部
この記事を書いた人

Men's PREPPY 編集部

プロ向けメンズビューティ誌

Hair & Beauty Trend For Professional!美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド専門メディア。今や男性もヘア、スキンと美意識は高まるばかり。そんなニーズに応えようと頑張る理美容師に向けて成功事例をたっぷり紹介。カッコいい男性をプロデュースするノウハウがぎっしり詰まっています。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

Pick Up おすすめ記事

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...