重曹とアルミホイルで黒ずみ落とし! シルバーアクセサリーの基本のお手入れ方法をプロが写真で解説

日々愛用している“相棒たち” をぜひとも労ってあげたいもの。デニム、ブーツ、革ジャン、アクセサリーなど、アメカジ好きのワードローブに欠かせないプロダクトのメンテナンス法を、基本から応用までご紹介します! 今回は「シルバーアクセサリー」のセルフメインテナンスの手順と道具、ポイントを「four seven nine」の吉田さんに教えていただきました。

「four seven nine」作家・デザイナー・吉田高介さん|ブランド名は、銀と金の原子番号である47と79に由来。デザインから仕上げの工程まで、すべて手作業で生み出されるジュエリーは、上質な素材や洗練されたデザイン、着け心地の良さなどの魅力に溢れている。

まずはアクセサリーの素材と性質を知る

上から順にK24、K18、SV925、SV999で作られたリング。K18とSV925は、硫化や酸化の原因となる銅などを含んでいるため黒くなりやすい。ここで硫化と酸化について説明しておくと、銀が硫黄と反応して起こる変化が硫化(銀と銅の合金であるSV925の場合は、銅が先に硫黄と反応し硫化を促進)、銅や鉄などが酸素と反応して起こる変化が酸化である。シルバーの黒ずみの正体は錆びではなく、硫化によって生まれた硫化銀という黒い膜なのだ。

保管方法

なるべく空気に触れないように、ジッパー付きの袋などに入れて密閉状態で保管することが大事。その際、銀製品の硫化を防ぐ防錆紙をアクセサリーと一緒に入れておくのもオススメ。アクセサリーを着用したまま温泉に入ったり、ペットのトイレ周りやエアコンの空気が直接当たる場所に長時間置いたりすると、硫化によってあっという間に黒ずんでしまうため油断は禁物だ。

硫化による黒ずみは重曹で落ちる

用意するもの

熱湯、ボウル(耐熱性) 、重曹(ドラッグストアなどで販売されているもので可) 、アルミホイル

黒ずみ落としの手順

STEP1.ボウルにアルミホイルを広げる。

アルミホイルをボウルよりもやや大きめにカットしてボウルの内側を覆うように敷き詰め、その中にアクセサリーを入れておく。

STEP2.重曹を入れる。

ボウルの中に重曹を入れていく。量は、アクセサリーの全体が埋まる程度。アクセサリーの大きさや汚れ具合によって調整すると良い。

STEP3.熱湯を注ぐ。

アクセサリーの全体がしっかりと浸かる量の熱湯をボウルの中に注ぐ。注いだ直後から一気に発泡するため、火傷に十分注意しながら行う。

STEP4.7〜8分おく。

しばらくおいて、黒ずみが取れたかどうか確認する。綺麗になったら取り出して水洗いする。その後はクロスでしっかりと拭けば完了!

重曹でも落ちない汚れは研磨剤入りクロスでピカピカに!

重曹でも落ちない汚れは、金属磨きクリームまたは研磨剤入りクロスを使って磨く。リングの内側や溝など、細部まで丁寧に。磨き終わったら水洗いをして、メガネ拭きなどで拭きあげる。

[ Before ]

[ After ]

硫化によって黒ずんでいた状態と比較してみると、その違いは一目瞭然。汚れが綺麗に取れて、ピカピカになった。見違えるほどの眩い輝きを放っている!

(出典/Lightning 2026年2月号 Vol.382」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

横浜発アメカジブランド「HEATH」による、定番アメカジのマストアイテム5選はこれだ!

  • 2026.04.03

横浜を拠点に、定番からちょっとアレンジの効いたアメカジを提案するHEATH。人気ブランドのアイテムをセレクトするだけでなく、オリジナルのモノづくりにも注力しており、そのコストパフォーマンスの高さには定評がある。今回はその中から絶対に手に入れておきたいマストアイテム5選を紹介しよう。 【横濱デニム】デ...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

「バンソン」のタフネスを、春夏へ。伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボアイテムにも注目だ

  • 2026.04.02

バイカーブランドの代名詞、VANSON。今春は軽やかな布帛アイテムでイージーな装いを提案。そして伝説の映画『EASY RIDER』とのコラボレーションも登場。自由なスピリットを、そのまま服に落とし込んだラインナップを紹介する。週末のライドにも、街の散歩にも、着ることで体感できるフリーダムさを、VAN...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...