特徴的な縮れ葉を持つ塊根植物「パキポディウム・タッキー」

その奇妙で愛らしいフォルムやインテリアとしても存在感があることから、塊根植物の愛好家は急増中。そんな塊根植物の魅力にずいぶん前から傾倒し、自身のセレクトショップを立ち上げたときに、趣味が高じて塊根植物も販売し始めてしまったというオーナーが、すでに塊根植物の「沼」にハマッてしまった人や、初心者で塊根植物を育ててみたいと思っている人にもやさしくお届け! 今回は葉に特徴があるパキポディウム・タッキーをフィーチャー。

塊根植物の人気を牽引してきたパキポディウム属の品種。

マダガスカル島や南アフリカなどが原産地であるパキポディウム属。パキポディム属の中には、グラキリスをはじめ近年の塊根植物の人気を牽引してきた品種が数多く存在します。

今回ご紹介する「パキポディウム・タッキー」も非常に人気が高く、現在でも流通の少ない入手困難な品種としても知られています。

日本で作出された稀少な園芸種。

パキポディウム・タッキーは日本で作出された園芸種であり、パキポディウム属の代表的な品種であるデンシフローラムの「縮れ葉個体」を選抜し生み出されたと言われています。

デンシフローラムと並べてみると。

手前はパキポディウム・タッキー、奥がデンシフローラムです。デンシフローラムの縮れ葉個体から作出されたとされるタッキーですが、並べると見た目の違いもよくわかります。

デンシフローラムの葉は、幅も広く卵型のような形状で、縮れは見られないのに対し、タッキーの葉は縮れているだけではなく厚みがあり、葉の緑色も濃い印象です。

ちなみに、デンシフローラムには「シバの女王の玉櫛」という和名があり、日本でも古くから親しまれているパキポディウムです。

数あるパキポディウムの中でも丈夫な品種としても知られており、育てやすく初心者の方にもオススメの塊根植物です。

デンシフローラムの参考価格:7370円 ※BGオリジナルプラ鉢(770円)も含んだ価格です。

小さな個体でも存在感は抜群。

日本で作出された園芸種なので、現地球と言われる個体は存在せず、流通する個体は種から育成された実生株となります。画像のタッキーは、まだ小さな個体ですが縮れ葉の特徴もしっかりと現れており独特な存在感を放っています。

成長速度は比較的遅めですが、愛着を持ってじっくりと育てていきたいと感じる魅力的な品種です。参考価格:1万6280円

実生株とはいえ日本国内には流通も少なく、価格もやや高価な品種ではありますが、チャンスがあれば手に入れたい塊根植物のひとつだと思います。

【DATA】
BIZARRE GREEN
長野県長野市篠ノ井布施高田879-1
TEL026-247-8160
営業時間 11時~20時 火曜定休
https://www.bizarre-green.com

この記事を書いた人
傳田達朗
この記事を書いた人

傳田達朗

塊根植物案内人

セレクトショップ 「BIZARRE GREEN」オーナー。約20年勤務したアパレルメーカーで商品企画やプレスを担当。2019年に独立し、地元である長野市にアパレルをメインに趣味の延長で植物も扱うセレクトショップBIZARRE GREEN(ビザールグリーン)をオープン。植物以外の趣味はヴィンテージ雑貨の収集など。
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