OLD CROW(オールドクロウ)の新作はDuesenberg(デューセンバーグ)の伝説的レーサーをモチーフにした意欲作。

アメリカはカリフォルニアでOld Crow Speed Shop(オールドクロウ・スピードショップ)を主宰する生粋のホットロッダーであるボビー・グリーンのライフスタイルをアイテムに落とし込むブランド「OLD CROW」。その新作は、ボビーの所有する1920年式のデューセンバーグをベースにした当時のレーシングカーをモチーフにしたコレクションになっている。アメリカのレーシングシーンに燦然と輝くレーサーの雰囲気を纏ったアイテムたちは、当時の空気感を思わせる仕上がりになっている。

アメリカのレースシーンを盛り上げた実車がアイデアソース。

Duesenberg(デューセンバーグ)は1913年から1937年までアメリカに存在した高級スポーツカーメーカー。設立当初から積極的にインディ500などのレースに参戦してその性能を多くのアメリカ人に見せつけたメーカーだった。1921年のフランスグランプリでは、ジミー・マーフィがドライブして優勝し、アメリカ車初の快挙を成し遂げた。

そんなデューセンバーグをプライベートレーサーとして走らせていたドライバー、ジム・スティックが所有していた1920年式レーサーが1980年代に納屋で見つかり、現車を手に入れたボビー自身が主宰するOld Crow Speed ShopとZakira’s Garage(ザキラス・ガレージ)の手によってフルレストアし現代に甦らせた。今回のコレクションはその伝説的なレーサーにインスパイアされたデザインがメインとなっている。

1920 Duesenberg Racer

これが1920年式デューセンバーグ・レーサー。実際にジム・スティックがボードトラックやダートトラックなどで当時走らせていた実物にして伝説のマシン。エンジンはSOHC直列8気筒の4260ccを搭載し、トランスミッションは3速マニュアルというセッティング。当時のスティールボディというだけでも歴史的な価値のあるモデルといえる

当時のレースシーンを思わせる空気感まで内包した新作たち。

そんなボビーのライフスタイルに寄り添うカタチで生まれた新作コレクション。どれもヴィンテージに存在したワークウエアをイメージし、デューセンバーグをモチーフにしたデザインで仕上げられている。どれもアメリカの旧きよきモータリゼーションを感じるアイテムたちで2月より順次発売される。

DUESENBERG – ALL IN ONE

デューセンバーグのロゴをクラシカルなウールフェルトパッチでフロントにあしらったオールインワン。記事にはヘリンボーンツイルを採用し、着込むことで経年変化も期待できる。写真右がボビー・グリーン。6万6000円

DUESENBERG – L/S HENRY T-SHIRTS

バックに大きく8気筒の「8」をあしらったヘンリーネックのポケットTシャツ。1枚でもしっかりと主張するデザインに仕上がる。1万4080円

DUESENBERG – L/S CHECK SHIRTS

ヴィンテージ感のあるクラシカルなチェック生地をワークシャツのデザインに落とし込み、、胸と背中にチェーン刺しゅうでアレンジしたモデル。3万6080円

DUESENBERG – WORK L/S SHIRTS

ヴィンテージのワークウエアブランドにも存在したシンプルなコットンツイル生地のワークシャツをベースに胸と背中をワッペンと刺繍でアレンジ。シンプルなワークシャツを印象的なアイテムへとアップデートする。3万6080円

【DATA】
OLD CROW
https://oldcrowclothing.com

GLADHAND Co.
https://shop.glad-hand.com

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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