キャンプの必需品! 座りやすくて使いやすい最新ハイテクアウトドアチェア6選。

  • 2023.07.17

ハイスタイルやロースタイルなど多様なキャンプシーンで欠かせないチェア。バリエーションも豊富にそろっているだけに、じつは最も選択沼にハマりやすいチェアにも進化の兆候が。老舗から新興ブランドまで各社が打ち出す現在進行系の快適性能を現場でチェックしてみた。

1.GCI OUTDOOR|KICKBACK ROCKER

ロッキングチェアの重心移動をサスペンションで再現することで、凹凸面でも快適な座り心地を実現したオリジナル機構。キャンプや焚き火などで長時間使用かつ頻繁な重心移動を求められるシーンに最適な新技術だ。1万6500円

リラックス時は前脚が浮いたポジショニング。よく見ると後脚だけで4脚あるため、前脚が浮いてもバランスは全く崩れない。

焚き火や調理など頻繁な前傾姿勢が求められるシーンにおいても大きく腰を浮かすことなく作業に移れるためストレスも激減。

使用時:W82×D69×H80 ㎝
収納時:W15×D20×H99 ㎝
耐荷重:113 ㎏

【問い合わせ】
デイトナ・インターナショナル
TEL03-5770-8798

2.GCI OUTDOOR|LEGZ UP LOUNGER

シートとレッグレストが個別に稼動するオリジナル設計。メッシュ仕様で通気性に優れたバックシートにはヘッドピローも備え、サイドにはドリンクホルダーとスマホ収納などに最適なメッシュポケットも装備している。1万9800円

バックシートは4段階のリクライニングポジションからセレクト。レッグレストと個別に動くので好みのポジショニングに設定できる。

背面には背負って持ち運びできるよう2本のショルダーストラップを装備。ありそうでなかった快適性を見事に具現化している。

使用時:W69×D101×H109 ㎝
収納時:W69×D15×H91 ㎝
耐荷重:113 ㎏

【問い合わせ】
デイトナ・インターナショナル
TEL03-5770-8798

3.POLER|MULTI UTILITY CHAIR

スナップ式で着脱可能なボタニカル柄ナイロンシェルをシンプルなアイアンレッグと組み合わせた“座れるストレージ”。ハンドルを持ち上げればワンアクションでたためる上、バッグとしても使用可能な2way。6050円

シェル単体でもトートタイプのギアバッグとして使用可能ながら、レッグに接続したまま持ち運べるのがじつは意外と便利。釣りにも良いかも。

使用時:W32×D27×H31 ㎝
収納時:W32×D4×H42 ㎝
耐荷重:80 ㎏

【問い合わせ】
キャンバス
TEL03-5639-9669

4.Helinox tactical supplies|INCLINE CHAIR

いわゆる地べたスタイルに欠かせないベリーローチェアの最進化系。左右のレバー位置によって座面角度を調整できるため、腰を支点にすることなく長時間使用を快適にサポートしてくれる。1万9800円

レバーを後ろに下げ深めに座ったリラックスポジションは、仲間たちと焚き火を囲むのに適している。

一転してレバーを前目に使ったポジショニングは、調理や火の調整などソロ活動に適した角度で座ることができる。

使用時:W54×H51×D55 ㎝
収納時:L51×φ15 ㎝
耐荷重:145 ㎏

【問い合わせ】
エイアンドエフ
TEL03-3209-7575

5.b.c.l×ogawa|HIGH&LOW 2WAY CHAIR

屋内外のインテリアを得意とする〈b.c.l.〉と名門〈オガワ〉のコラボモデル。前に倒せばローチェア、後ろに倒せばハイチェアと、一脚で2つのポジションを実現した好ギミックは、おそらく世界初。1万6000円

こちらはハイポジション。ハイとはいえ、近年主流のギアたちと無理なくハマる絶妙な高さ設定となっている。

使用時:W66.5×D50×H78 ㎝(ハイ)、W66.5×D66×H67 ㎝(ロー)
収納時: W66×D16×H73 ㎝
耐荷重:不明

【問い合わせ】
キャンパルジャパン
TEL0800-800-7120

6.NEMO|STARGAZE RECLINING CAMP CHAIR

適度な柔軟性を備えたサスペンションフレームと、体重を預けるだけで背面が好みの角度までスムーズに倒れるオートリクライニング機能が合わさり、ハンモックのような浮遊感を体感できるユニーク設計。4万2900円

本来はその名の通り満天の星空を見上げる設定ながら、うたた寝や読書などユルめな用途もじつはオススメ。

使用時:W68×D92×H112 ㎝
収納時:W18.5×D18.5×H73 ㎝
耐荷重:136 ㎏

【問い合わせ】
イワタニ・プリムス
TEL03-3555-5605

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年6月号 Vol.350」)

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