「ユーズドカーは安い」は過去の話。安くて楽しいアメリカ車は’90年代を狙え!

アメリカ車の中古は激安というイメージだが、いまではそんな常識は通用しない状況になっている。「それでも安く乗りたい!」というワガママな人にアクセル426 の山手社長にねらい目の車種を紹介してもらった。

中古アメリカ車は、今後注目されるであろう穴場の年式や車種を狙え。

アメリカ車というと人気の年式や車種は価格が高騰しているイメージが強い。例えばゴールデンエイジと呼ばれる’69年カマロや’70 年チャレンジャー、’60年代のC10ピックアップ、’80年代のグランドワゴニアなどは周辺の年式を含めて全体的にプライスは高止まり傾向にある。これは日本やアメリカだけでなく、アジアやヨーロッパを含めた世界中でこれら車種の人気が高まっているというのが大きな理由だ。

ところがアメリカでは幅広い車種が毎年のようにモデルチェンジを繰り返してきたため、まだまだ他の人が注目していない穴場の年式や車種は存在する。じっくりと狙いを定めれば魅力的な車種を比較的リーズナブルに入手することができるのだ。

そこで数多くの中古車を取り扱っている愛知県のアクセル426にお邪魔し、今狙い目の車種を紹介してもらった。

全体的な傾向として「日本に数多く輸入された」車両や、「プアなエンジンを搭載した低グレード」、「短命に終わったモデル」などの中に狙い目の車種はあるとアクセル426の山手社長。とはいえこれら車種も多くの人がその魅力に気がついてしまった時点であっという間にプライスは跳ね上がってしまう。まさに今がチャンスというわけだ。

アクセル426には日々新しいクルマが入荷しているで、チェックしてみてほしい。

1.1991 CHEVROLET SUBURBAN/198万円

最近塗ったらしく、外装ピカピカのサバーバンは、日本では珍しい6.2リッターディーゼルエンジン搭載車。「ルーフキャリアやホイールも純正なのはかなり珍しいんちゃう? NOx/PM規制適合車なので、どこでも登録OK」

2.1995 CADILLAC CONCOURS/128万円

ワインレッドボディ&ワインレッド内装のキャディラックは走行6.7万㎞とまだまだ低走行のディーラー車。人気のコラムシフト&ベンチシート。エンジンはノーススター4.5リッターで走行6.7万㎞。

3.1994 CHEVROLET CORVETTE/198万円

根強いファンの多いC4コルベットは5.7リッターのLT1搭載のディーラー車。走行は6.2万㎞とまだまだ低走行。渋目のグリーンボディ&タンレザー内装の状態も良好。純正ホイール付き。

4.1995 GMC YUKON SLE 4WD/178万円

人気の2ドアユーコンは昨年グレーメタリックでオールペン済み。シボレーのシャイアングリルを装着し車高は若干リフトアップ。パートタイム4WDなので、アウトドアの相棒に最適。1ナンバー登録。

【DATA】
ACCELERATOR426
愛知県安城市高棚町東山16 番地2
TEL0566-92-6526
営業/10:00〜19:00
休み/月・火曜

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年4月号 Vol.348」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...