1200cc水冷SOHC並列2気筒エンジン。
トライアンフ「SPEED TWIN 1200」は、1938年に発表された「SPEED TWIN」の名を受け継ぐ1200㏄の水冷バーチカルツインエンジンを搭載したハイパフォーマンスネイキッド。カフェレーサー「スラスクトンRS」と同系のエンジンを搭載するが、アップハンドルやキャストホイールといった、より現代的なロードスポーツバイクのコンポーネンツで構成される。写真の色鮮やかなタンクのカラーは「マットバハオレンジ」。その他に「ジェットブラック」と「レッドホッパー」の3色をラインナップする。
ビッグバイクだか気負わずに乗れる。
体格にもよるが、平均的な男性なら足つきに問題はないだろう。またハンドルとステップの位置もごく自然なポジションとなっている。タンクの造形も絶妙で、ニーグリップをした際にエンジン部などに膝が当たるということもない。これらによって1200㏄という排気量をもつビッグバイクにも関わらず、気負わずに走り出すことができる。なお車体重量は217㎏だが、設計による重量配分のおかげで数値ほどの重さを感じることはなかった。
強烈な加速感は非常に刺激的。
走り出しから非常にトルクフルな特性はバーチカルツインエンジンならでは。下からモリモリと湧き上がってくるトルクのおかげで、街中のストップ&ゴーも苦痛に感じるどころかむしろ楽しく感じるほど。前が開けた瞬間にアクセルを開ければ、まさに「後ろから蹴っ飛ばされる」ような強烈な加速を体感できる。
モードは「レイン」「ロード」「スポーツ」の3種類あるが、シティライドならロードモードがお勧め。ただしロードモードでもかなり刺激的で快感度の高い味付けになっており、スポーツモードにいたってはサーキット用といっていいくらいのハイレスポンスかつ過激な特性となっているのでご注意を。
ちなみにライディングを積極的に楽しむのではなく、クルマの流れにのってマッタリとクルージングをしたいのならレインモードで不足はない。
正規ディーラーで試乗をお勧めする。
ボンネビルのDNAを受け継ぎ、オーセンティックなネイキッドバイクのスタイルながらスポーティで最先端の性能をもつスピードツイン1200。スラスクトンRS同様に各部の造形やマテリアルも凝りに凝っており、トライアンフのフラッグシップとしてふさわしい存在感を示している。スラスクトンRSやボンネビルT120と迷う人も多いと思うが、その場合はぜひ一度トライアンフのディーラーで試乗をしていただきたい。
現在、トライアンフ正規販売店ではこれらモダンクラシックシリーズの「Classic Fair」を開催している。フェア開催中にモダンクラシックシリーズを全国の正規販売店で試乗すれば、「オリジナル レザー調パスケース」がプレゼントされる(先着順)。この機会にスピードツイン1200をはじめとしたトライアンフのモダンクラシックシリーズを体感してみてはいかが?
TRIUMPH「Classic Fair」
対象:Modern Classic全車種
店舗:トライアンフ正規販売店
期間:2月18日(土)~3月31日(金)
※「Classic Fair」開催中にトライアンフ正規販売店にて対象のモダンクラシック車両をご購入のうえ、5月21日に開催されるDGRへエントリーしていただいた方の中から、抽選で6名様にDGRクロージングをプレゼント。
■DGRとは
DGR(Distinguished Gentleman’s Ride)は男性の健康サポートを目的とした、ダッパー(粋な)スタイルでバイクに乗るチャリティイベントです。トライアンフは今年、DGRのサポートを開始してから10周年となります。ご興味のある方は是非DGRへご参加ください。詳しくはトライアンフ公式WEBサイト、またはDGR公式サイトまで。
■クロームコレクションの写真集を展示
フェアの期間中、トライアンフ正規販売店にて発売中の限定車両【Chrome Collection】の美しい姿を捉えたプレミアムな非売品写真集を店頭にて展示。是非お近くの正規販売店にて、その貴重な中身をご覧ください。
【問い合わせ】
トライアンフコール TEL03-6809-5233
トライアンフ WEBSITE:http://www.triumphmotorcycles.jp/
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