空モノRCにチャレンジするならこの機体がオススメ。大空で遊べるRCエアープレーン入門機。

ラジコンの中でも、ハイエンドなカテゴリーがヘリコプターや飛行機。それら「空モノRC」の中から入門にピッタリの機体が発売された。エアープレーンに挑戦してみたかったというビギナーさんは、まずはこの機体で大空へのフライトにチャレンジしてみては?

ビギナーだけでなく上級者も楽しめる、マイクロRCエアープレーン。

片手で持てるサイズのマイクロRCエアープレーン。どちらも重量100g未満なので、国土交通省に機体を登録申請する必要はない

エアープレーンのRC(ラジコン)をこれから始めたい人にピッタリの機体が、ハイテックマルチプレックスジャパンから2モデル発表された。それがXK社のA500 QF4UコルセアとA 220 P-40ファイターの2機。コルセアは全長270㎜でファイターは全長328㎜。どちらも機体材質に柔軟なEPP素材を使用しており、クラッシュに強いのが特徴。またクラッシュ時にはすぐにプロペラが機体からリリースされる安全設計を採用している。

高度な機体コントロールが求められるRCエアプレーンだが、両機ともに3Dと6Gが切替可能な3D-6Gジャイロを搭載。フライトビギナーは安定したフライトが楽しめる6Gジャイロを使い、上級者なら3Dジャイロに切り替えてアクロバティックなコントロールを楽しむことができる。

気になるのは国土交通省の定める航空法。両機ともに機体重量は100g未満なため、無人航空機の登録申請が不要な点もうれしい。

XK A500 QF4U コルセア

クラッシュに強い柔軟なEPP素材を採用した「F4U コルセア」。コミカルなフォルムだが、その性能は本格派。送信機も付属し、入門機としてだけでなく、上級者も満足できるフライトが可能。全長270㎜全幅350㎜ 重量70g 1万9800円

胴体内部に組み込まれた内蔵サーボで補助翼(エルロン)を動かして機体を操作
同様に垂直尾翼(ラダー)も操作可能
軽量小型のリポバッテリーを使用
バッテリーは付属のUSBチャージャーで充電

XK A220 P-40 ファイター

アメリカのカーチス・ライト社が開発した第二次大戦の戦闘機。ノーズアートも描かれており迫力満点。自由度の高いフライトコントロールが可能なスケール機。全長328㎜ 全幅384㎜ 重量66g 1万8700円

高性能なマイクロLi-Poバッテリーとマイクロサーボ、そして3Dと6Gのジャイロ設定が切り替え可能な「3D-6Gジャイロ」を搭載し、約10分間のフライトが楽しめる(充電状況や飛行条件によって飛行時間は異なります)
エルロン、エレベーター、ラダーといった動作がすべて可能で、上級機にも劣らない性能をもつ
機体を傾かせる主翼のエルロン、機体を上下に動かす尾翼のエレベーターに加え機種を左右に動かすラダーもコントロールすることができる
P-40ファイター、F4Uコルセアともに送信機が付属してくる。なお機体にはS-FHSS互換受信機が接続することができるため、さらにアップグレードしたい人はフタバ社やその互換送信機でも操縦することが可能だ

【問い合わせ】
ハイテックマルチプレックスジャパン
https://hitecrcd.co.jp/

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年3月号 Vol.347」)