初心者でも簡単! テントの張り方の基本。

  • 2023.02.22

キャンプで大事になってくるのが、寝場所でもあるテントの設置。快適さに直結するため、ていねいな設営を心掛けたいところ。ここでは設置の注意点や実際の張り方を解説していく。天候や場所など、どんなシチュエーションでも快適なキャンプを楽しむためにも、まずは一般的なドームテントの貼り方をマスターしよう!

テントはキャンプ場でのマイホーム。

前室のあるタイプを選んでおけば雨の日でも安心。サイズはひとり用から大人数用まで存在する

キャンプにおいて睡眠をとるためのテントは、いわば「家」ともいえる。ここさえしっかりしておけば、快適なキャンプは約束されたも同然だ。最近ではテントのバリエーションも増え、アウトドア用品店に行ってみると、テントコーナーには様々なタイプのテントが並んでいて迷ってしまうほどだ。

「ドームテント」はポールをテントの穴に差し入れることで簡単にテントになるタイプ。上にフライシートをかけるタイプが主流となっている。「ポールテント」は真ん中に1本のポールを立てて設営する、三角形のテント。簡単に建てられるうえ、天井が高いため大空間が得られる構造のものが多い。

サイズについても、ファミリーキャンプの場合は大きなテントが必要になってくるし、ソロキャンプではコンパクトにまとめられるテントが適している。タープ同様、人数と用途によって適したテントを選ぶようにしたい。

また、キャンプはいつも晴天ばかりとは限らない。時には強風や豪雨など、想定外のシチュエーションも考えられる。そのため、あらゆる自然現象にも耐えられるようにしておくと安心だ。テントを張る場所は、水はけのよい場所がいいのか、木々の近くに設置するべきか。

頑丈なテントを設営するにはどんな点に注意すればいいかなど、そのコツさえおさえておけば、どんなシチュエーションでも快適なキャンプが楽しめるはずだ。

1.袋からテントを出す。

袋からフライシート、インナーテント、連結ポールなどを取り出し、準備をする。この時に部品が不足していると困るので、片付けの際はきちんとチェックしよう。

2.テントを広げる。

設置は平地を選び、石などが転がっていないかチェック。また、この時にだいたいの出入口の方向を考えておく。風下に出入口がくるのが基本。

ポイント!

テントは平らで水はけの良い場所に張るのが基本。

3ポールをテントの上に置く。

2あるポールをそれぞれ連結し、テントの上に×になるような状態で置く。こうすることで、そのあとの作業を円滑に進められるようになる。

ポイント!

そのあとの作業を考えてポールを×に重ねる。

4ポールとテントの角に差し込む。

インナーテントの角に連結用の器具があるので、そこにポールに差し込んで固定する。このテントの器具はプラスティックだが、製品によって異なる。

ポイント!

金具のピンをポールに挿すタイプもある。

5反対側の角にもポールを差し込む。

4で差し込んだ角と対称となる反対側も同様に、インナーテントに付いていた連結用の器具にポールに差し込み固定をする。ポールは意外としなるので注意しよう。

ポイント!

ポールは1本ごとに差し込んでいくとスムーズ。

6フックをポールに引っ掛ける。

テントに付いている補助フックをポールに引っ掛ければ、インナーテントの出来あがり。テントによっては、インナーテントのスリーブにポールを通すタイプもある。その際は、ポールは引かずに押す。

クロス部分はバランスよくフックをつける。掛け洩らしがないように気をつけて

7フライシートをかける。

きちんと形ができているかチェックしておこう。完成は近い!

この時点ではテントを動かすことが可能なので、最終的な位置や出入口の方向を調整する。建てたインナーテントの上にフライシートを被せる。この時、インナーシートとフライシートにズレが生じないようにする。

8ペグを打ってテントを固定する。

ペグを打つときは角度に注意! 地面に対して45°~60°程で

結露対策としてフライシートをピンと張りながら、インナーテントとの間に隙間を作るようにペグを打つ。フライシートの金具をポールにも引っかけて固定する。こうすることで、テントがより安定する。

9フライシートのガイラインをひっかける。

付属のガイラインをフライシートの中段にある外側の穴、センターループに通し、ペグで固定できるように地面まで引く。フライシートとインナーテントはくっつかないように。

ガイラインの先端に輪に通す

10フライシートのペグを打ち完成。

センターループからのガイドラインをすべて引っ張り、ペグを打っていく。フライシートの裾をピンと張り、対角ごとに固定する。自在金具を調整し、美しくシワのないテントに仕上げる。

ガイラインをピンと張ることで形もよりキレイになる

(出典/別冊Lightning Vol.229「キャンプの本」)

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