体の芯まで温まり、その熱が持続するサウナはサーフィンキャンプの強い味方。
朝早くにクルマで出発し、せわしなく波乗りして昼過ぎには自宅へ帰る。日頃のストレスをヒーリングさせるためのサーフィンのはずが、ただ海へ疲れに行っているだけではないか、と思う節がある。
せっかくの休日だからこそ、趣味のサーフィンくらいビールでも飲みながら海でまったりと過ごしたい。そこでサーフキャンプ、ときどきサウナ。浜辺にテントを張り、波と気分次第でいつだって波乗りができる。テントで1泊するからビールだって飲めるし、サウナに入って海で冷えた身体を温め、そのまま水風呂代わりの海へ走る。このように休日の時間を贅沢に楽しんでいるのが、絵面王子さんを筆頭とするサーフィン仲間たち。
絵面王子さんは不動産業を営むかたわら、シネマトグラファーという肩書きをもち、映像作りでも活躍している。本業である不動産業を生業とする仲間ふたり、そして同級生で旧知の仲の友人ひとりもサーフィンとキャンプが昔からの趣味。
そんな彼らが最近ハマッているのが、サーフキャンプにサウナを取り入れた新しいキャンプのスタイルというわけだ。「サーフィン歴は10年以上ですが、サーフキャンプの楽しさに目覚めたのは数年前。最近ではサウナキャンプの存在を知り、自分たちのキャンプに取り入れました。その楽しさに共感し、より身近に感じてもらうため、“野宿仲間”というユニットを作りYoutubeやSNSを使った配信もしています。
サーフィンは激しく動くので実際海に入っているときは、そこまで寒さを感じないのですが、問題は陸に上がってから。海風と低い気温が、濡れた身体に響くんです。サウナがあればそんな心配もなく体の芯まで温まることができ、しかもその熱が持続します。真夏以外のサーフキャンプにサウナテントは欠かすことができない道具かもしれませんね」
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