コスモスの特徴は、“似ているけど、何かが違う”というところ。例えば、「ダンガム」「ブタニクマン」、そして「なめるなよ」など。子供たちに人気が出たアイテムがあれば、それを似せて素早く商品化するというスピード感から、瞬く間にシェアを拡大していった。
そこで日本一のコスモスコレクターであるワッキー貝山氏のコレクションの中から、先駆的なアイデアも実はあった、使える(?)便利なグッズをピックアップ!

1.ミニマジックハンド

伸ばしても30cmもない。実用的とはいえないが、きちんとアームは動く。近場のティッシュを取る程度なら向いているかも。
2.腕時計型ラジオ

多機能時計は憧れの的。「ガチャで当たるかも?」という夢を見て湯水のようにお小遣いを使った。実際に実在するのか疑問の声も多かった。
3.腕時計型ピアノ

そんな急にピアノを弾きたいことはなさそうだが、今のスマホ機能を考えると、先駆的な腕時計だ! 音階が少ないのが残念。
4.スパイマイク

ミニボタン電池が安価で普及すると電子系も増加。FMで盗聴できるこんな商品も。今ではコンプライアンスでNG確実!?
5.トゲ抜きルーペ

ルーペで指をアップにすると見やすい! 大発明と思いきや、ピンセットの部分が大き過ぎて肉ごとつまんでしまうのが難点。
6.簡易体温計

体温で変色するシートにつけると簡単に測れる。あの娘にお熱という事でラブアイテムの要素も。計測が正確なのかはわからないか……。
7.ピカライト

腕に巻くバージョンとロボット型の目から光るが出るという便利グッズ。ライトや電池のサイズダウンにより実現された商品だ。
8.キーホルダーピアノ

音符が読めなくてもOK。「ドレミ」ボタンを押せば電子音が鳴る。若干キーが外れているものもあったが、革新的なガチャだった。
Text/S.Yasuda Photo/T.Otomo