「ラリースミス」が作るネイティブアメリカンのディアスキンバッグ!

世の中には様々なバッグがあるが、カスタマイズできるという視点で見ると自身の趣味嗜好を反映できる代物はほとんど存在しない。自分だけの一生モノ。そんなバッグがあるとすれば、ラリースミスのバッグだ。

シルバージュエリーを得意とするブランドがつくる、こだわりのレザーバッグ。

こだわりのハンドクラフト

ネイティブアメリカンを象徴するハンドクラフトであるシルバージュエリー。その歴史は旧く、一説によると19世紀後半と言われている。

銀細工を得意とするナバホ族の旧きよき時代の技法を取り入れ、モダンにリファインする独自のスタイルを貫くラリースミス。アメリカ現地からも評価が高く、ついついジュエリーに目が行ってしまうが、実はレザーバッグも粒ぞろい。デザインから生産まで日本で行い、そのクオリティは言わずもがな、あえてカスタマーがカスタムできる余白を残している。

「ネイティブアメリカンたちが古くから生活の中で親しんできた素材がディアスキン。その歴史を紐解き、しなやかで強度のあるディアスキンレザーの特性を理解して、日本古来の内縫い技法を採用しています。デイリーユースで気兼ねなく使えるデザインとサイズ感を設計しているのも特徴です。

自然界の素材を深く理解したものづくりは、当時の民族性や生活環境を映していました。ラリースミスのバッグも同様に、使い手の用途、趣味嗜好が反映できるように、あえて余白を残したシンプルなデザインにしています。もちろんベーシックなモデルでも使えますが、本店ではオリジナルシルバーパーツを数多く用意しています。

長年使い込むことで自分のスタイルとして完成するバッグだと思うので、好きなカスタマイズでより愛着を高めてもらったら、本望ですね」

完成されたお手本的なカスタム。日本の老舗タンナーで鞣された肉厚のディアスキンレザーを厳選したフリンジバッグ。参考商品
こちらのバッグはラリースミスの林田氏がカスタムしており、ラリースミスのオリジナルコンチョやアイコンの風切フェザーなどがセンスよくカスタムされている

手作業の温かみを感じる至高のカスタムバッグ。

FRINGE BAG

定番のフリンジバッグのスタンダードな状態。この他にブラックとブラウンの展開がある。生産数に制限があるため、なかなか店頭に出ない人気アイテム。見つけたら買っておくことをお勧めしたい。ディアスキン製。14万8500円〜

DEERSKIN MEDICINE SHOULDER POUCH

昨年にリリースされた小型のメディスンバッグは、コンチョの留め具に使っているレザーレースにオリジナルのスカッシュブロッサムビーズをカスタマイズ。ショルダーストラップはスライド方式で長さを調整できる。参考商品

DEERSKIN MEDICINE POUCH

シルバースミスの林田氏がバイクに乗る際に工具をまとめるために発案したディアスキンポーチ。イーグルヘッドを用いたフェザーやコンチョ、シルバービーズでセンスよくカスタマイズ。お手本にしたいカスタム。参考商品

MAIL BAG

アメリカのポストマンが使っていたメールバッグの型紙を使用。オリジナルのシルバーパーツがあしらわれ、アイコンであるバタフライやフラップ部分の装飾デザインがポイント。深みのあるエイジングを味わえる。41万9100円

【問い合わせ】
ラリースミス
TEL03-5794-3755
http://larrysmith.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年1月号 Vol.345」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...

オリジナル建材で古民家をスタイリッシュにリニューアル! ビフォーアフターを大公開!!

  • 2025.12.28

2025 年の夏の時点では床だけが施工されただけの古民家を再び訪れると、当時とはまったく違う姿になっていた。カントリーベースはこの家にどんな魔法をかけたのか? 何でもない空き家が宝物なる材料と技術 [caption id="attachment_887933" align="alignnone" w...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

  • 2025.12.30

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。 “三人四脚”で作り上げた理想の居住空間 兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西で...

Pick Up おすすめ記事

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

【KEATON CHASE U.S.A.×2nd別注】大人のための、ちょうどいいシャンブレーシャツ登場!

  • 2026.01.25

ライトオンスのシャンブレーを使用した、米国のシャツファクトリー「キートンチェイスUSA」の定番プルオーバーシャツ。カジュアルな要素を備えながらシャツ本来のきちんと感も残したこのアイテムを、2nd仕様に別注。胸ポケットの作りや前立てのボタンの数などを微調整し、すっきりと大人な印象にまとまっている。 >...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...