灯りのまにまにボンヤリ過ごす。 「BAREBONES」のRAILROAD LANTERN LED

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介!

今回は「ランタンを買ったものの、まだソロキャンには行けないからとりあえずベッドサイドにおいている。でも災害などイザって時にも使えるから安心だ」という、ストリートカルチャー通でありミリタリー通なADちゃんがお届け!

BAREBONESのRAILROAD LANTERN LED(3D花火ホヤに交換)

夏と言えばアウトドアという安直な考えのもと、いつかはソロキャンプデビューをしてみたい。しかもハンモックでのソロキャンプ。ということでハンモック・ソロキャンプをするために着々と気になるアウトドアギアを集め始めた。と言ってもまだまだそろっていませんが。

とりあえず今持っているギアは米海軍が使用しているという蚊帳付きのローソン・ハンモック。こいつでユラユラと揺られながら眠りにつきたい。でもこいつで野外泊をするとなれば、周囲を照らす灯りが必要になるだろうって思ったワケ。そこで買ったのがベアボーンズのレイルロードランタン。

レイルロードランタンの現代版として登場。マットな鉄製のシェードとガラスのホヤの組み合わせで落ち着いた雰囲気を演出。電球フィラメントが見えることと気泡の入ったガラスを使ったことでアンティークな佇まいに。出力はハイモードで3.5時間、ローモードで100時間点灯する。9680円

戦前の北米鉄道会社で使われていたランタンをデザインソースにしており雰囲気は抜群。しかもエジソン球タイプのLEDを使ってのバッテリー駆動。手軽に使えて機能的な仕様となっている。それで買う前にいろいろと調べるのだけど、その時「こんなカスタムパーツがあったのか」と、目から鱗状態になったのが、この3D花火ホヤなる交換用パーツ。

それを組み込んで点灯させた見た目は右の写真の通り。ホヤの中に立体的な火花が散っているような、不思議な見た目に。暗いところで見ていたら、いつまでもずっとずっと見入ってしまう。

話は変わるけど、陸上自衛隊のメンタルヘルス研修で教える内容なんだけど、人は精神的な疲労がたまると、単調な動きを見続ける傾向があるんだって。単調な動きをずっと見ていられるのであれば、疲れている可能性があるんだと。まさに今の私じゃないか。

でもいいや、だってこの3D花火ホヤはずっと見てられるんだもの。何もせずただ灯りをボンヤリ見つめて過ごすのも悪くない。あとはお酒があればいい。

通常のホヤと3D花火ホヤの灯りを比べてみた。やはり通常のホヤは実用的。3D花火ホヤは“映え”用で、実用的な明るさはなくなってしまった。でも簡単に交換できるから、用途に合わせて使おうっと
通常のホヤと3D花火ホヤを比べてみた。3D花火ホヤはかなり光沢感が強いまるで鏡のような輝き。この3D花火ホヤってどんな構造なんだろう?
ノーマル状態でのレイルロードランタン。付属するノーマルのホヤには細かい気泡が入っており、レトロな見た目。普通に室内でつかえる

【問い合わせ】
ベアボーンズ 
http://barebonesliving.jp/

(出典/「Lightning2022年8月号 Vol.340」)