佐野と原宿を往復するバーバーの、個性派なアメリカ車。|エーエムシー・グレムリン【東京カーライフ】

日本におけるバーバーブームの火付け役のひとりである「ウルフマンバーバー」オーナー・曽原さん。ホットロッドも所有し、ローブローカルチャーにも精通する曽原さんが普段の足として使っているのが珍車とも呼ばれるAMCのグレムリンだ。

「ウルフマンバーバー」オーナー・曽原猛さん|国際理容美容専門学校を卒業後、理容室でキャリアを積み、2006年に栃木県佐野市にウルフマンバーバーをオープン。2017年には原宿の神宮前に進出し、現在は東京にも3店舗を構える

外装はオリジナルで中身をアップデート。

’70年2月にデビューしたAMCの革新的なコンパクトカーであるグレムリン。大胆に断ち落としたテールのデザインとファニーなフェイスがなんとも個性的だ

ここ数年で日本でもバーバーカルチャーが浸透し、大人から若者までフェードカットが一般化した。そんなクラシックバーバーブームのパイオニアであるウルフマンバーバーの曽原さんは、大のアメリカ車好きで知られている。複数台所有しているが、日常使いしているのがこのグレムリンだ。

「いつかは乗りたかったAMCの珍車であるグレムリン。自分のホットロッドもお願いしたサイドモータースでフルレストアしてもらった個体なんです。オリジナルペイントなどの純正度の高さを活かしながらも、日本の道路事情や気候に合わせて、ストレスなく使えるように仕上げてもらいました。シボレー製のエンジンやミッションに載せ換えているので、本当に快適。自分は本店のある栃木県の佐野と東京の原宿を行き来する生活を送っているのですが、それくらいの距離なら難なく乗れますよ」

この日の曽原さんは、古着で手に入れたメッツのニットに、’90sリーバイスのブラックデニムというラフなスタイル。珍しい旧車だからと言って肩肘を張らずに、自然体で乗りこなす。これこそが東京らしい旧車との付き合い方だ。

「1975 AMC GREMLIN」のディテールを拝見!

シートは張り替えているが、オリジナルのテイストで再現している。

本来は、3.8または4.2リッターの直6 OHVであるが、現在の道路事情を考慮してシボレー製のV8エンジンに換装。それに合わせてミッションも変更されている。

リアにあるガソリンキャップには、そのネーミングの通り、グレムリンのキャラクターが配されるなど、ユニークなアイデアが散見される。なおボディカラーはオリジナルの状態を維持している。

(出典/「Lightning2022年7月号 Vol.339」)

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