GMC HUMMER EVとは?
ブランドの売却騒動などが記憶に新しいハマーだが、中国企業による買収劇が白紙撤回されたため、10年ぶりにGMCブランドから新たにEVとしてハマーが復活を遂げることとなった。
満充電での航続距離は563km、0-96km/h加速はなんと3秒という高性能ぶりが伝えられている。そのほかにも自動運転システムや四輪操舵システムなどGMの先進技術を搭載し、’21年後半からの生産を予定しているという。
ピックアップモデルのリアゲートは、一部が昇降することで、ステップとなる仕組みとなっているようだ。4ドアモデルながら、荷台もかなり広い。
フロント周りは左右のヘッドライトを含めてHUMMERの文字が入るグリル全体が発光する仕組みのようだ。
巨大なモニターを装備する豪華な内装。シートやコンソールの幅を見る限り車幅はハマーH1と同等の巨大な車両になりそうだ。
ハマーってどんなクルマ?
元々はジープと同じウイリス・オーバーランドにルーツを持ち、AMC時代に大型車や軍用車両部門として独立したAMゼネラルが製造した軍用車ハンヴィーが民生モデルのハマー。ハマーがジープのDNAである7スリットグリルを持つのはそのためだ。ハンヴィーをベースに民生用のハマーH1が製造されるが、続くH2、H3は、ハマーの商標を購入したGMによる企画&デザインで実現した民生専用車。H2は契約に基づきAMゼネラルで生産されたが、H3はGMが生産も行った。
▼ジープについてはこちらの記事をチェック!
(出典/「Lightning 2021年1月号 Vol.321」)
Text/D.Katsumura 勝村大輔 Photo/General Motors
関連する記事
-
- 2024.10.21
テスラModel 3で、520km走ってアメリカ最南端行ってみた!
-
- 2024.11.20
名車が並ぶ!クルマ、バイク好きのクラブハウスというガレージライフ。