都会もフィールドもこれ1台! ピックアップトラックの「遊べる」使い方。|フォード ラングラー

ここ最近4 駆のカスタムで勢いのあるスタイルがオーバーランダー。これはクルマ1 台で大地を走破するためのカスタムスタイルで、高い車高に悪路走破性の高いタイヤ、さらに車中泊ができる装備が必須。どこまでもクルマで行き、休みたいときに休めるというパフォーマンスが自慢。ウイークデイは街中、ウイークエンドはフィールドというその最新スタイルをアメリカから紹介!

アメリカではピックアップトラックは、アウトドアでも大活躍!

今、日本でもアウトドアキャンプ愛好家にちらほらと出現し始めているオーバーランダースタイル。悪路走行時でもクルマを守ってくれる装備や、山道や段差にも強い足周りにカスタムするだけでなく、テントやちょっとしたギアはクルマに常備しているスタイルで、1台でオンもオフもこなせるカスタムとして人気だ。

もちろんベースとなるのは本格的なオフローダーやピックアップトラックというのがセオリー。今、カリフォルニアでもこのスタイルは人気で、街中を走るクルマにもオーバーランダー仕様が増殖中。自己主張が激しいアメリカ人のキャンプ好きが飛びつかないわけがない。

その理由は、キャンピングトレーラーを使うよりもカジュアルで、常に宿泊できる装備があるので、キャンプ
場にたどり着かなくても、好きな場所で宿泊できる。自由に走って旅するのにもうってつけで、とくに若い世代に人気なのだ。

ここで紹介するフォード・レンジャーのオーバーランダーカスタムに乗るニックはそのお手本みたいな人物。自身これまで30台以上のオフロードカーを所有してきた強者だ。

クルマのカスタムショップに勤務しているので、 技術だけでなくパーツ選びも完璧なニック。こんな状況下なので、マスクは外さない

「自由気ままに大自然の山奥までクルマで行って、そのまま好きな場所でクルマといっしょに宿泊できるのが最高」だと大満足。

普段も週末もこのスタイルのまま走ることができるのは、狭い日本でも今後増えそうなカスタムスタイルかもしれない。

正しいオーバーランダーのカスタムスタイルを拝見!|2019 Ford Ranger

フォード・レンジャーはフォードがラインナップするピックアップトラックのなかでもっともコンパクトなサイズ。アメリカの狭い林道や未舗装路を走りたいので、巨大なフルサイズはチョイスしない。

カスタムベースになっているのはレンジャーSTXのスーパークルーキャプ(4ドア)モデルだ。大人4人でも楽々キャンプに行ける想定でカスタムされている。

ピックアップトラックの荷台を利用したテントキットはアメリカでは多くのブランドから販売されているアイテム。これを装備するだけでスタイリングはぐっと男らしくなる。

車高はアイバッハのリフトアップキットを使って、ノーマルよりも3インチ上げられているだけでなく機能も向上している。

RCIのベッドラックにはタフスタッフのオーバーランド・ルーフトップテントを常備。さらにベッドラックにはLEDライトも搭載する。

上げた車高とバランス良くまとめたロティフォームのゴールドのホイールに、タイヤはファルケンのマッドテレーンをチョイスする。

ボディ同色のブラックを基調にしたフロントマスクが男らしい。グリルの上部にはフォグランプにもなる小さなLEDランプも装備する。

フロント両サイドからルーフに伸びるワイヤーはリムライザーと呼ばれ、ブッシュや飛び出した枝からフロントガラスを守ってくれるパーツだ。

エンジンは現行フォードもイチオシのエコブーストを搭載。吸気系をカスタムしてノーマルよりも力強い走りで、林道をかっ飛ばせる。

現代のピックアップトラックの内装に働くクルマの印象は無い。快適なサルーン同様で、ロングドライブでも疲れ知らずだという。

(出典/「Lightning 2021年1月号 Vol.321」)

この記事を書いた人
ラーメン小池
この記事を書いた人

ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

今季ワードローブに加えたいアイテムを厳選紹介! 「EIGHT-G」で秋支度。

  • 2026.10.04

秋の装いが楽しくなる季節。ミリタリーやワークといったアメリカ由来の実用服をベースに、素材やディテールへこだわりを詰め込んだエイトジーの新作から今季のワードローブに加えたいアイテムをピックアップ。 (右)ジャケット110,000円(TMJ2615)、シャツ23,100円(8LS-81)、ジーンズ24,...

労働者やアウトドアマンに愛された実用服。「ウエアハウス」のフランネルシャツ

  • 2026.10.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 糸そのものから再現し旧式の織り機を用いて製作 フラン...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

Pick Up おすすめ記事

名作[ハリケーントップ]誕生から40周年! 「CHUMS」の「ハローウェア」が再登場

  • 2026.09.23

「チャムス」の名作[ハリケーントップ]の誕生から40年を迎える今年、「ハローウェア」が再登場する。そのコレクションを紹介する前に、まずはブランドが歩んできた歴史を紐解いていこう。これまでの歩みを知れば、「ハローウェア」をもっと楽しめるはずだ。 ハロー、懐かしくて新しいチャムス サングラスを川に落とさ...

全16色! 10年以上のロングセラーを誇る「HEATH」の名作ネルシャツが超人気なワケ

  • 2026.09.30

秋冬のアメカジ服の定番、ネルシャツ。横浜のセレクトショップHEATHが手がけるオリジナルブランドBLUE PORTのネルシャツが10年以上のロングセラーを誇るとのことで、その人気の秘密に迫る。 【理由①】優れたコストパフォーマンス ディテールやシルエットにもこだわった高いクオリティに対して、なんと税...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...