ドローンを使った新競技!「ドローンサッカー®」の練習方法とは?

2021年からスタートする公式の大会「JDSF カップ」および認定試合に向けて着々と準備が進んでいるドローンサッカー。現在は各地にチームが生まれ、そして試合や練習ができるフィールドの開発も進行している。最新情報は公式サイトやYouTube で発信されていくのでチェックしていいただきたい。

2025年にはワールドカップが開催されるが、まずは国内大会での優勝を目指して各チームともスキルアップに励んでいるとの情報も入ってきている。そこで、現在トップクラスの実力をもつ「チームオートバックスセブンTOKYO」に効果的なディフェンスの練習方法と、ポジショニングの役割について話を訊いた。

今回の取材に応じてくれた「チームオートバックスセブンTOKYO」。他チームの実力の底上げのため、効果的な練習方法を快く教えてくれた。なお今回の練習方法はドローンサッカー先進国の海外競合チームも取り入れているやり方とのこと
レクチャーしてくれたのはチームに花を添える石川さん(右)と浅川さん(左)。ふたりとも今年からドローンを始めたばかりだか、上達のスピードは目を見張るほどだ
チームの実力を高めるには練習試合の回数をこなすのが一番の近道。チーム オートバックセブンTOKYOは取材日も3対3での練習試合を度も行っていた

▼▼▼これまで紹介してきた記事をこちらの特集でチェック!▼▼▼

特集「ドローンを使った新スポーツ【ドローンサッカー】が今キテる!」

【ディフェンスが強くなる練習方法】

1.ゴールの輪にそって円を描く

ディフェンスの力を強化するには、ストライカーの動きを止めるための正確なコントロールが必要となる。そのために行うのが、機体をゴールの輪の形にそって動かす練習だ。

輪の形がガイドになるので、無目的に飛ばすよりも格段にコントロールする力が身につく。右回転をマスターしたら左回転も同じように綺麗に円を描けるように練習しよう。

2.ゴールの輪をくぐり8の字を描く。

次は機体をゴールの輪にくぐらせ、写真のように横方向に8の字を描く練習をしよう。先ほどの円を描く練習とは違い、奥行きを意識しなくてはいけないので難易度は高い。この動きをマスターできれば、ゴール前の攻防で相手に弾き飛ばされた場合でも、即座に元のポジションに機体を戻すことが可能になる。

【ポジショニングの重要性】

ドローンサッカーは1チーム5 名で構成される。5 名のうち1名がストライカーとなり、そのほか4 名がフィールドプレイヤーとなる。4 名のフィールドプレイヤーのポジショニング(攻防においての位置取り)の中でも、中盤のかなめであるミッドフィルダーの役割が重要である。ディフェンスはゴール前で敵ストライカーから自陣のゴールを守るといった明確な役割があるが、ではミッドフィルダーの役割とはいったいどういうものなのか? 「チームオートバックスセブンTOKYO」の渡邊さんに訊いてみた。

チームの中堅に位置している渡邊さん。正確かつ冷静なプレイに定評があり、ストライカーをアシストしてチームを勝利に導く

ストライカーが点数を入れた場合、味方の全機体が一度センターラインまで戻らなくてはいけないルールがある。この時、ミッドフィルダーは慌てずに相手ストライカーの動きに注目し、機会を伺う。

相手ストライカーが戻っている途中に、体当たりをして相手ストライカーを弾き飛ばす。これで相手チームが次の攻撃に入るタイミングを遅らせることができ、逆にカウンターを仕掛けることができる。

【ゴールを守るディフェンス・テクニック】

1.大きく機体を振って、ゴールを死守する『GSD』(ジャイアント・スウィング・ディフェンス)

ゴール前で、機体を振り子のように大きく左右に振って敵ストライカーやフィールドプレイヤーの動きを止める捨て身のテクニック。ゴール前で2 対1といった数的不利の状態に陥った時に特に有効。ただし相手と激しくぶつかるため、自分の機体も破損する可能性もある諸刃の剣のようなディフェンス・テクニックだ。

大きく機体を振る

ゴール前で左右に大きく機体を振る。右ページで紹介した練習方法をマスターすれば、確実に相手の攻撃をガードすることができる。実際に行った模擬試合でも2 対のドローンの猛攻から見事ゴールを守り切ることができた。

2.ゴールの穴を塞ぐ、禁断の防御テクニック『CTK』(ちょっと休憩)

ゴールの穴をドローンで塞いでしまう、その名も「ちょっと休憩」。言葉の頭文字を取ってCTK と呼ぶテクニックだが、ふざけているようだが意外と有効。実は止まっていることでバッテリーの節約にもなるからだ。これも右ページで紹介した練習を行うことで、すばやく穴の中心にポジションを置くことができるようになる。なお、こちらはルールでは禁止事項なので試合では使えない。あくまでスキルアップのための、お遊びの練習技だ。

穴の中に入り、ゴールを塞いでしまう禁断のテクニック。相手ストライカーが向かってきた時は体当たりをしてゴールを守る
簡単なように見えるかもしれないが、試合中にゴールの穴に機体を入れるだけでも、相当な 集中力とスキルの向上が見込まれる

ドローンサッカー®の最新情報は専用WEBをCHECKしよう!

オートバックスのドローン・ポータルサイトでは、ドローンサッカー®をはじめとした、ドローンに関する最新情報を知ることができる。もちろんオンラインストアでドローンサッカー®の機体も購入することが可能だ。

オートバックスセブン 公式ECサイト

【問い合わせ】
日本ドローンサッカー連盟
https://japan-dronesoccer.com/

▼▼▼もっとドローンサッカーを詳しく知りたい方はコチラ!▼▼▼

特集「ドローンを使った新スポーツ【ドローンサッカー】が今キテる!」

※ドローンサッカー® の名称はAOSテクノロジーズ株式会社の登録商標です

(出典/「Lightning 2020年12月号 Vol.320」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

Pick Up おすすめ記事

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...