金属感が植物をより魅力的に惹きたてる! メタルケース・プランツのすすめ。

日本庭園に飾られた綺麗な石が年月を経てコケが生えていたらどう思う!? ほとんどの人が風流だと思うはずだ。それは経年変化した金属にも同じことが言える。そんなわけで「植物」×「メタルケース」との相性を検証していこう。

お話を伺ったのはこの方・・・「オーシャンサイドガーデン」代表取締役/ガーデンデザイナー・井坂迪詠さん

アメリカに魅せられたアメリカンなガーデンデザイナー。アメリカの植物を中心に、メタルケースとの組み合わせはもちろん、柔軟な発想で様々なボタニカルスタイルを発信している

無機質×有機質の華麗なる共演!

オーシャンサイドガーデンが提案するメタル ケース・プランツ。金属と植物を育てる楽しみを味わえるだけでなく、インテリアとしても秀逸。人気のインダストリアル・インテリアの世界観に彩りを加えてくれるはずだ

ボタニカルライフを様々な形でユーザーに提供している井坂さんは、植物とメタルケースの組み合わせについてこのように話す。

「当たり前ですが、植物は時間が経つにつれて成長していきます。育てる楽しみが魅力のひとつなんですが、それは金属にも同じことが言えると思うんです。金属も錆びやくすみなどの経年変化によって味わいが出てくる(育つ)ので、鉢として使っても飽きないんですよ。プラスチックの鉢みたいにただホコリが溜まって、汚く劣化するだけではないんです。要はメタルケースも植物と同じように時間とともに成長していくんですよ。だから両方に育てる楽しみがあったらさらに面白いと思いませんか? その意味で考えるなら金属と植物はベストマッチですよね」

このようにメタルケースを鉢として使うだけで、新しい育てる楽しみが生まれるとのことだが、井坂さんはその楽しみを手軽に味わえるような提案をしている。

「人間には歳を重ねることで渋みが生まれてカッコよくなる人っていますよね? これは植物も同じで、ウチでは成長してカッコよくなっていく植物とメタルケースを組み合わせて、セットで提案しているんです。20年後を想像してもカッコイイものって聞くだけでワクワクしませんか? そういう商品はお客さんにも長い目で楽しんでもらえると思います」

どうやらメタルケースは植物の魅力をよりの引き立てる素材であることに間違いはなさそうだ。

室内をグッと魅力的にするメタルケース・プランツ9選。

ツキトジ & センペルビウム ×アメリカンヴィンテージメタル

よくあるアメリカンヴィンテージのメタル缶に、小さな多肉植物を組み合わせ。赤茶を基調とした植物・ケース・錆のカラーバランスが秀逸な一鉢は、デスクやテーブル周りにもピッタリ。植物/756円、鉢/1620円

アロエ & ディッキア×アーモボックス

赤錆が入ったヴィンテージメタルの風合いが圧倒的な存在感のアーモボックスに合わせる植物は、アロエやディッキアの中でも錆色感が強いカラーリングをチョイス。色の親和性がお見事。植物/非売品、鉢/1万2960円

アロエ×アイアンポット

OCEANSIDE GARDENが室内向けに提案しているアイアンポットに合わせる植物は、半日陰でも育てやすいアロエ。植物・メタルケースともにオーソドックスな色合いで王道のカラーリング。植物/1080円、鉢/1620円

リプサリス × 鉄球

思わず何に使っていたんだろう!? と思ってしまう程珍しいレア度100点満点、ハンキングタイプのヴィンテージのメタル鉄球。植物は下に垂れ下がるリプサリスのバランス感が美しい。植物/3780円、鉢/1万584円

フェロカクタス × アイアンポット

数あるサボテンの中でも、最も鋭いトゲを持つフェロカクタスに合わせるには、どんな鋭いものにも負けない頑強な素材がベスト。アイアンポットと組み合わせることで男前な室内植物に。植物/6480円、鉢/1620円

チランジア × エキスパンドメタル

土がいらないチランジアは、このようなワイヤーメッシュ形状の鉄の壁掛けにも応用できる。どちらも多様性があり、なおかつ種類もいろいろとあるので様々な組み合わせを試してみては!? 植物/5400円、壁掛け/3456円

アロエ & サボテン ×アメリカンヴィンテージメタル

錆感の強い赤茶けたヴィンテージメタル缶には、植物に溶岩石を組み合わせてアリゾナのローカルロードであるROUTE66の世界を表現。このアースカラーがOCEANSIDE GARDENの真骨頂。植物/2160円、鉢/2160円

ウチワサボテン×金網&チェーン

危険なものを閉じ込めるイメージがある金網とチェーンは、大人気ながらもトゲが危険で嫌厭されていたウチワサボテンとの相性が抜群。ルックスと安全性を兼ね備えた見事な組み合わせ。植物/3万8880円、鉢/5400円

チランジア × チェーン

普段は曲がるはずのチェーンが固定されている面白さが味わえるアイテムには、土がなくても育つチランジアが最適。今までの発想を覆し、アート的視点で植物を捉えた作品だ。植物/各328~4320円、土台/6912円

素晴らしきボダニカルライフを提案する頼れるショップ。

木更津でカルフォルニアスタイルのガーデンデザインを行っているOCEANSIDE GARDENが、自身の世界観をそのまま落としこみ、上野にオープンさせたボタニカルショップ。内装の至るところにエイジングされた金属が使われており、植物と見事にマッチングしている。

【DATA】
OCEANSIDE GARDEN上野店
東京都台東区東上野4-14-3 ROUTE COMMON 1F
営業/12:00~19:00
休み/なし
http://www.oceanside-garden.net

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

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2023年07月04日

(出典/「Lightning 2017年12月号 Vol.284」)

この記事を書いた人
サカサモト
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サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
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