いまアウトドア用のギアを自宅でも使うという“一石二鳥”のスタイルが注目されているのをご存じだろうか。
そこで、自宅メインで使うことができる堅牢さと、チープに見えないデザイン性を重視したオススメのアウトドアギアを紹介しよう。今回は、チェア&デスク編をお届け。
1.Byer of Maine(バイヤーオブメイン)/メインヘリテージウッドコット
33㎜角の頑丈な堅木と600デニールのポリエステル生地により、複数人でベンチとして使うこともできるタフなコット。旧きよきアメリカのキャンプ用品を彷彿とさせる見た目と折り畳み式という点も魅力的。3万8500円(エイアンドエフTEL03-3209-7575)
2.Blue Ridge Chair Works(ブルーリッジ チェア ワークス)/ボイジャーテーブル
足を折り畳むことができる、タモ材を使ったテーブル。大人が4〜5人で使える大きめのサイズ感と、ヘリノックスチェアやカーミットチェアと相性のよい高さで使いやすいアメリカ製。3万7400円(エイアンドエフ TEL03-3209-7575)
3.snow peak(スノーピーク)/IGT スリム
スノーピークの代表的なキッチンシステムであるIGT(アイアングリルテーブル)のフレームをコンパクトにしているのが特徴。チーク材の天板は高級感もあり、折り畳むこともできる機能的なテーブルだ。4万2680円(スノーピーク TEL0120-010-660)
4.Byer of Maine(バイヤーオブメイン)/バレーローロールトップテーブル
天板をクルクルと巻いてコンパクトに収納できる、ホワイトアッシュ材を使ったテーブル。パンジーンコレクションのもので、ヘリノックスチェアなどと合わせやすいロータイプで、自宅ではカフェテーブルとしてもオススメ。2万4200円(エイアンドエフ TEL03-3209-7575)
5.snow peak(スノーピーク)/Take! チェア
コンパクトながら体にフィットする快適な座り心地が魅力のチェア。丈夫で軽量な竹とアルミを使ったフレームも男心をくすぐるはず。この無駄のないシンプルさが自宅のどんなインテリアにもマッチするのだ。1万8480円(スノーピーク TEL0120-010-660)
6.Lafuma(ラフマ)/ポップアップ XL
簡単に折り畳めるにも関わらず、体を包み込むような座り心地が非常に魅力的なチェア。特許を取得したゴム製のジョイント部分もスタイリッシュでモダンな印象を引き立てている。これに座って映画をゆっくり鑑賞したい! 1万4190円(谷村実業 TEL0773-27-3169)
7.British Army Chair(イギリス軍)/ローバーチェア
ワックスコートされたイギリス軍規格のリップストップ生地に、オリーブドラブで塗装されたアルミフレームが、イギリス軍に納入されていた本物の証。アームレストの木にはワックスがニスもかけられている。2万5850円(ピーエフエスパーツセンター TEL03-3719-8935)
8.Kermit Chair(カーミットチェア)/ハイバック
自宅で使うなら、このハイバック版(背面が約10㎝高い)がオススメ。1000デニールのナイロン生地と、オーク材にアルミパーツを使って、アメリカはテネシー州にてハンドメイドされた逸品。オープン価格(デイトナ・インターナショナル AME Div TEL03-3565-6914)
9.Blue Ridge Chair Works(ブルーリッジ チェア ワークス)/フェスティバルチェア with ボトルオープナー
耐荷重135㎏というタフさが魅力。キャンプサイト、ビーチサイドだけでなく、自宅でも快適に使うことができる。タモ材を使っており、2つのパーツに分解して収納可能。背面裏にボトルオープナーも装備。1万9800円(エイアンドエフ TEL03-3209-7575)
10.LAWN CHAIR(ローンチェア)/LOW チェア
1960年代のアメリカを象徴する、どこにでもあったカラフルな折り畳みチェア。それをアメリカ製で復活させ、当時らしい配色のウエビングベルトはパシフィック・ファニチャー・サービスの別注で再現した。9350円(ピーエフエスパーツセンター TEL03-3719-8935)
11.Wood & Faulk(ウッドアンドフォーク)/キャンプスツール
2010年にアメリカはオレゴン州ポートランドでスタートしたブランド。固く耐久性に優れたアッシュ材と、英国を代表するブライドルレザーを組み合わせた、モダンクラシックなスツールが、その象徴的アイテムだ。2万6400円(キャンバス TEL03-5639-9669)
12.MOUNTAIN RESERCH(マウンテンリサーチ)/LX チェア
’80年代に日本でデザインされ、MOMAに収蔵されたLXチェア。ツノカワファームが当時のデザイナーから許可を得て、バリスティクスが再設計・リプロダクトしたLXチェアに、マウンテンリサーチが別注した逸品。3万3000円(…..リサーチ ジェネラル ストア)
13.HELINOX(ヘリノックス)/チェアホーム XL
自宅で使うことも考慮して作った、ヘリノックス最大サイズのチェア。座面もポリエステル素材ながら、ファニチャーのような風合いを再現。リビングからキャンプシーンまで快適に使うことができる。2万680円(エイアンドエフ TEL03-3209-7575)
14.Campers Collection(キャンパーズコレクション)/タフライト テーブル
天板が金属メッシュになった折り畳み式テーブル。雨の日でも使用でき、足は2段階に高さ調整可能なので自宅では写真のようにローテーブルとしてもオススメだ。グッドデザインアワード2016年受賞。8199円(山善 家庭機器事業部 TEL03-5579-6271)
15.T.S.L CUB(ティエスエルカブ)/フォールディングローテーブル
岡山の熟練の家具職人による組み立て式のテーブル。オーク材の天板はミリタリーコードで繋いでおり、それをクルクル巻いて足もバラバラした後は、パラフィン加工したコットン生地の特製ケースにコンパクトに収納可。4万1800円(ナップ TEL0867-34-1117)
16.Byer of Maine(バイヤーオブメイン)/レンジーリーチェア
パンジーンコレクションのもので、ホワイトアッシュ材を使い、コンパクトに折り畳むことができる上にアームレストも付いた本格的な作りが魅力のローチェア。持ち運びが簡単なのも人気を集める理由のひとつ。1万8150円(エイアンドエフ TEL03-3209-7575)
17.Peregrine Design(ペレグリン・ファニチャー)/カーミットチェア張替えキット
大きな一枚革の高級感のあるカーミットチェア。実はこれはカーミットチェア専門の張り替えキットで、革に変更するだけでキャンプサイトだけでなく、自宅でも映える存在になるというわけなのだ。2万2000円(ペレグリン・デザイン TEL03-6712-2821)
18.Kermit Chair(カーミットチェア)/テーブル ウォールナット
高級なウォールナット材を使った上品な見た目のテーブル。クラシックモダンな佇まいで、キャンプシーンはもちろん、自宅でのメイン使用もオススメだ。オープン価格(デイトナ・インターナショナル AME Div TEL03-3565-6914)
19.snow peak(スノーピーク)/ラックソット マルチスターターセット
使うシーンに合わせて、ソファだけでなく、コット、チェア、ラックにまで変化するマルチファニチャーがこれ。ソファとして使うなら、スノーピークならではのIGTマルチファンクションテーブルを連結させると、さらに便利に使うことができる。7万6780円(スノーピーク TEL0120-010-660)
20.Coleman(コールマン)/インフィニティチェア
座ったまま真横近くまでリクライニングでき、雲の上に寝転んだかのような座り心地が味わえるチェア。約3秒で収納・設営ができ、キャンプなどアウトドアシーンでも使いやすい。9980円(コールマン ジャパン カスタマーサービスセンター TEL0120-111-957)
21.Ballistics(バリスティックス)/アーミーローバーテーブル
オリーブドラブで塗装したアルミフレームとラワン材の天板を組み合わせたテーブル。ローバーチェアに合うように設計したバリスティックスのオリジナルプロダクツで、フレーム裏は飛行機同様の肉抜きで軽量化している。6万3800円(バリスティックス TEL03-5766-5615)
22.OUTPUT LIFE(アウトプットライフ)/エアグランプソファ
自宅で使える見た目とキャンプで使える機能性を併せ持つソファ。完全防水の組み立て式で、クッションはエアー仕様で弾力性も抜群。持ち運ぶ際はペタンコにすることができる優れものだ。3万8500円(アウトプットライフ TEL03-5577-3319)
23.YOKA(ヨカ)/パネルロングテーブル
ヨカの代名詞である針葉樹合板を使った組み立て式のテーブル。足を取り外して収納すると、スノーボードを抱えるように持ち運び可能。自宅でコーヒーテーブルとしてもオススメ。2万4200円(トゥエルブトーン TEL03-5708-5300)
自宅でアウトドア気分が味わえたり、収納スペースに悩む心配もなくなる「自宅でアウトドア用品を使う」という選択。メリットは何もアウトドア好きに限ったことではなく、興味がない人にもある。例えば引っ越しの際にテーブルもイスもソファもコンパクトに畳めれば、引っ越し費用が安くなる。さらに、万が一の時に避難先で快適な暮らしを得ることもできるだろう。アウトドア用品の可能性に今一度注目だ。
(出典/「Lightning 2020年3月号 Vol.311」)
Text/T.Miura 三浦正行 Photo/S.Kai 甲斐俊一郎 Styling/T.Kondo 近藤有倫
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