「BIGHAND ビッグハンド」のシルバーアクセサリーに魅せられた人々の、「甲冑」スタイルってなんだ?

創業は1987年。長い歴史と高い技術力から生み出される作品はワイルドなものからカワイイものまで実に幅広く展開する「BIG HAND ビッグハンド」。すべて少数精鋭のアーティストによるハンドメイドで作られている。ビッグハンドは全国に熱狂的な愛好家たちを有し、中でも複数個着けを楽しむ通称“甲冑”スタイルを楽しむ者たちがいる。彼らの手によって構築される新たなビッグハンドの世界観をご覧いただこう。

ビッグハンド愛好者の甲冑コーデをチェック!

キクリンさん

初めてビッグハンドに出会ったのは10年以上も前。「2008年頃に原宿店で購入して以来、ハマってしまいました。おもにサンゴをメインにオーダーしています」

酋長さん

鹿の角、蛇の骨、さらにはモササウルスの骨など独特なスタイルをミックスさせた甲冑スタイル。「クマの爪でオーダーしたネックレスと腕の甲冑がお気に入り」

ばたやんさん

比較的シンプルに見えるが、実はカウスカルまみれの個性派。「カウスカルが好きでシルバーがほとんど。ウォレットでも使用しています」

なーさん

太陽と月を象徴する天然石ラブラドライトのバングルがお気に入り。「自分でどんなデザインにするか考えることができたのが嬉しかったです」

たかさん、ほーちゃん

イラストの才があるたかさんとオーバーレイ技術を習得中という娘のほーちゃん。「親子仲良く、2人してビッグハンドの世界にどっぷりです」

総勢16名のジュエリーを集めたらこんなに!

集まってくれた愛好家たちの私物をテーブルに並べた圧巻の量のシルバーアクセサリー。そのほとんどが個人のカスタムオーダーによるもので個性的なデザインが多いのも頷ける。

ビッグハンドフリークたちのリングだけをずらりと並べるだけですさまじい迫力。ターコイズやサンゴ、ホワイトバッファローなど、カラフルかつ希少な天然石をふんだんに使用したものばかり。

ビッグハンドを支える個性的なクルーたち。

ビッグハンドのアイテムを扱う直営店の店長たち。来年9月以降から各店長たちは独立して、A BO
MBERの名を引き継いでいく。左から松本さん、かずさん、もてぎさん、ひでさん。

長年にわたり、ビッグハンドを支え続けてきたビッグハンドファミリー。2020年にビッグハンドが引退となっても(時間がある時は作っていくよーと言ってますが)シルバーアクセサリー作りの歴史と伝統は継承されていく。左からケンジイ、しょうちゃん、まつさん、ビッグハンド。

 

個性的かつ、攻撃的に見える「甲冑」スタイル。だが、そこにはブランドに対する愛とリスペクトが溢れていた。ここで紹介した男らしいデザインのもののほかに、ビックハンドでは愛らしいデザインのものからシンプルでいて洗練されたモダンなデザインのものまで幅広く展開している。

【DATA】
BIG HAND(ビッグハンド)
TEL:03-3851-3788
http://www.keising.co.jp

▼メンズにおすすめのアクセサリーはこちらをチェック!

シルバーアクセサリーの王道ブランド6選。30代・40代メンズにこそおすすめ!

シルバーアクセサリーの王道ブランド6選。30代・40代メンズにこそおすすめ!

2023年02月24日

(出典/「Lightning2020年1月号」)

この記事を書いた人
サカサモト
この記事を書いた人

サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
SHARE:

関連する記事

Pick Up おすすめ記事

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

Pick Up おすすめ記事

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

上野・アメ横の老舗、中田商店のオリジナル革ジャン「モーガン・メンフィスベル」の凄み。

  • 2025.12.04

ミリタリーの老舗、中田商店が手掛けるオリジナルブランド、「MORGAN MEMPHIS BELLE(モーガン・メンフィスベル)」。その新作の情報が届いたぞ。定番のアメリカ軍のフライトジャケットから、ユーロミリタリーまで、レザーラバー垂涎のモデルをラインナップしているのだ。今回は、そんな新作を見ていこ...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...