いずれはコイツで故郷まで帰ってみようかと……【1981 HONDA AMERICAN DAX】

バイクは男にとってただの移動の手段ではない。いつの時代も憧れの存在であり、ライフスタイルを引き立ててくれる相棒だ。今回は身の回りすべてに趣のある旧いものが大好きだという、骨董店に勤める松尾悠希さんの愛車をご紹介しよう。ネーミングの由来は、胴長短足の猟犬・ダックスフント。愛らしくも、頼もしい相棒となら長距離ツーリングも夢じゃない!

「ホンダ アメリカンダックス」の愛らしい見た目がお気に入り。

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車載可能なレジャーバイクとして1969年に発売されたダックスホンダ(1995年に復刻された型式のみダックスが正式名称)。長いホイールベースに小柄で低重心の見た目から胴長短足の猟犬、ダックスフントが由来。

電車やバスなど、世界的にも類を見ない公共の交通網が発達した東京都内に住んでいても、やはり自由に動けるヴィークルは便利な道具。自転車、バイク、クルマなどによって、行動範囲も広がり、より充実したライフスタイルを送ることができるのは嬉しいことだ。

「人生初めてのバイクがこのダックスで、近所の脚としてはもちろん、時には勤務先の中央区まで走ることもあります。それだけでなく、バイクを通じて知り合った小型バイク乗りの友人たちとミニミニツーリングと題して、都内から伊豆まで走ったことも。いずれは、故郷の広島まで走ってみようかななんて、にわかに思っていますよ」

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本来、車両側面部に設置される楕円形のケースの中に収納されるエアクリーナーだが、ボアアップとともにきのこ型のエアクリーナーを剥き出しで装着
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アメリカンダックスの中でも限定車として販売されたアラベスクを模ったデカールは、オリジナルのまま

88㏄へとボアアップすることで、より快適な走りになった松尾さんのダックス。なによりもチョッパーハンドルにハイバックシートのアメリカンダックスの愛らしい見た目がお気に入りなのだとか。

「普通のダックスでも良かったんですけど、知り合いを通じてたまたま見つかったのが、このバイクだったんです。メッキボディにアラベスクのデカールは、当時、限定車として販売されていたオリジナル。修理してずっと乗り続けるつもりです」

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ハイバックシートがアメリカ仕様
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純正パーツが製造されていないリアショックは、タケガワ製を装備

お話を伺ったのは……骨董品店スタッフ・松尾悠希さん

服、インテリア、ヴィークルまで、ライフスタイルに根付いた身の回りのもの全て、趣のある旧いものをこよなく愛する松尾さん。長年愛用することで、愛着が沸くもの、特にお気に入りのバイクやクルマは一生ものだという。

(出典/「別冊LightningVol.198 ディア・マイ・モーターサイクル」)

この記事を書いた人
サカサモト
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サカサモト

アメカジ系動画ディレクター

Lightning、2nd、CLUTCH Magazineの公式YouTubeチャンネル「CLUTCHMAN TV」のディレクター。元Lightning副編集長ということもあり、クルマ、バイク、ミリタリーなど幅広い分野に精通。現在はもっぱら動画作成機材に夢中。ニックネームは、スキンヘッドにヒゲ面をいう「逆さ絵」のような顔に由来する。
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