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寝苦しい夜は、ハイテクパジャマで解決したか?

先日、ご紹介したリベルタの『冷感ナイトウェア』、本当に効果があるのか試してみた。……という前に、どうも最近、転職したり、自宅勤務で生活が不規則になったりで、夜寝られない日々が続いていた。暑くて寝苦しいのもあったので、「これで寝られるといいな……」と藁にもすがる気持ちだったのもある。

冷感ナイトウェアの効果やいかに

前回も書いたが、リベルタ社はいろいろな『フリーズテック』ウェアを販売していて、この商品もそのひとつ。

『冷感ナイトウェア』を標榜するフリーズテックのパジャマは本当に涼しいのか?

『冷感ナイトウェア』を標榜するフリーズテックのパジャマは本当に涼しいのか?

2025年10月17日

サイズは男性向けのMとL、女性向けのMとL があり、カラーはライトブルーのみ。価格は1万1990円(税込)となっている。

リベルタ・冷感ナイトウェア
https://liberta-online.jp/shop/products/25171404

商品を預かった時から試してみたいのは山々だったが、取材日(7月7日)までは7月初旬とは思えない真夏日、熱帯夜が続いたのに、その日から急に戻り梅雨で天気が悪くなり、涼しくなって、効果のほどがよく分からない日が一週間ほど続いた。

そして、その後、ようやく暑い日々が戻って来て、幸い(?)効果を試すことができた。

布地は柔らかく、就寝中の汗に反応してひんやり冷たく感じるという。

たしかに、触ってみると少しヒンヤリと感じる。

暑くなると、それほど冷たいと感じるわけでないが、それでも『ムワッ』とした暑苦しさを感じるシーツより涼しく感じるのは確かだ。とはいえ放熱量が高いといっても、マネキンを使った実験で0.5度温度が下がったというぐらいなので、過剰な期待は禁物だ。

筆者は、割とこういうテクノロジーを使った商品は疑いの目で見るので、「少し涼しいとはいえ、劇的な効果を感じるわけではないな……」と思っていた。

ところが、その夜から寝られるようになったのだ。上下7、8分丈で締めつけが少なく、触った感触が柔らかいという効果もあるのかもしれない。あえての上下7、8分丈なので、冷感プリントが身体に当たる面積が広いというのもあるかもしれない。ともあれ、このパジャマを着るようになってから、寝つきがよくなったことはたしかだ。もちろん、すべてが魔法のように解決したというわけではないが、「このパジャマじゃないと寝られないんじゃないか?」と不安になると、逆にこれを着れば入眠できるというプラシーボ効果もあるのか、もはや夜寝る時にはに手放せなくなった。

その他にもいろいろなアイテムが

ちなみに、リベルタ社はさまざまな冷感商品を販売している。下は、衣類用冷感ミスト。アルコールを使わずに冷感効果を得られるスプレー。

昼間、Tシャツに吹いてみるとたしかに気化熱でしばらく涼しくて快適だった。しかし、パジャマに吹くとこのスプレーのメントールの香りがして、眠るのに適した香りには感じなかった。むしろ覚醒する感じ。価格は1408円(税込)/300mLボトル。

こちらのマスクは、パジャマと同じく氷撃プリントを使ったもので、暑苦しいマスクが少しでも涼しくなるということで最高。価格は999円(税込)

さて、2週間ほど試してみた冷感ナイトウェアだが、暑苦しくて寝つけないという人は、試してみる価値はあると思う。こちろん、これだけですごく涼しくなるというものではないが、パジャマが快適だと眠りやすいという効果は確かにあると思う。

(村上タクタ)

この記事を書いた人
村上タクタ
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村上タクタ

おせっかいデジタル案内人

「ThunderVolt」編集長。IT系メディア編集歴12年。USのiPhone発表会に呼ばれる数少ない日本人プレスのひとり。趣味の雑誌ひと筋で編集し続けて30年。バイク、ラジコン飛行機、海水魚とサンゴの飼育、園芸など、作った雑誌は600冊以上。
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