カスタムXSR700でスマートなバイクライフを演出
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  • 2025.09.26

近年レトロなテイストを取り入れたバイクを各車両メーカーがラインナップに加え、ゴリゴリの現役ライダーだけじゃなく、以前はバイクに乗っていたけれど今は乗っていない人たちからも“ああいうテイストならまた乗ってもいいかな”と注目を集めている。ここで紹介するXSR700も、ヤマハがそんなレトロなテイストを盛り込んで世に送り出したXSRシリーズの1台である。今回から数回にわたって、そんなXSRシリーズに手を加えて、オリジナリティを高めたカスタムバイクを紹介したいと思う。

XSRシリーズカスタムマシン紹介 第1弾

JACKET_IXON、PANTS_IXON、SHOES_IXON、HELMET_ZEALOT

さて、衣類にトレンドがあるようにバイクにもトレンドがある。2010年代後半に入ると、クラシカルなロードモデルをベースにマフラーを高い位置に取り回したり、プロックタイヤを履かせてオフロードの走破性を高めたスクランブラーをモチーフとしたバイクが注目を集めるようになる。ホンダやドゥカティ、トライアンフといった一部メーカーは、スクランブラータイプのモデルを現行ラインナップに加えているし、カスタムシーンでも近年スクランブラースタイルが目につくようになった。

今回紹介するXSR700もそんなスクランブラーテイストが盛り込まれた1台となる。ドイツのJvB-motoが制作したスーパー7をベースに、滋賀を拠点に海外パーツの卸・販売をしているモトサロンが、同社の取り扱うガードパーツを組み込むなど、実用面をさらにアップさせたスペシャルな1台となっている。

シートレール後ろ側をなくしてシングルシート仕様にしたこと、アイデンティティともいえる3つのホールが空いたサイドカバーをなくし、ヘッドライトの飛び出しを極力抑えたことで、雰囲気はガラリと変わる。

フロントブレーキはValter Moto (バルターモト)製マスターシリンダーカバーに交換し、そこにOptiline(オプティライン) のBrakeマスターシリンダーカバーマウントを装着して、スマートフォンが取り付けられるようになっている。

JvB Motoのヘッドライト&カバーキット H4バルブで、ノーマルの飛び出したヘッドライトをオフロードモデルのゼッケンプレートのように極力薄く見せ、同じくJvB Moto製フロントフォークブーツでクラシカルな雰囲気を演出する。

ブレーキ&クラッチレバーは、グリップからの距離と長さを調整できるMFW社製のレバーを採用し、実用性を高めるとともに見た目的なアクセントにもなっている。レバーホルダー下のコンパクトなウインカーはJvB-moto製となる。

前後ホイールは古き良き時代のスポーツカーを彷彿させるBORRANIのリムを採用していて、バイクでは通常ありえない太さのワイヤースポークで組まれているのが特徴。このような細かなところに強いこだわりが感じられるのだ。

タンクからシートにかけての下側に、JvB Motoのフレームパネルキットとサイドぺネルキットが装着されている。とくにサイドパネルはノーマルの特徴あるサイドパネルとの入れ替えとなるため、車体全体の雰囲気を大きく変えている。

JvB Motoのソロシートキットをベースに長距離を走ってもお尻が痛くならないようゲルのシートを埋め込んだシート。ゲルを埋め込んだ分だけ厚みが増して見た目が少し変わってしまったそうだが、座り心地は改善されたそう。

もしもの転倒時に備えて耐衝撃性に優れたガラス繊維配合率60%のエンジニアプラスチックを使ったGBRacing FIM公認 エンジンカバー(2次カバー )が装着されている。Valter Motoのバックステップでポジションを変更している。

コンパクトなJvB Motoのテール付 リアフェンダーで、スッキリとしたリアまわりを演出。CLICK’N’RIDE (クリックンライド)クイックリリースシステム付 汎用LEDウインカーセットで、簡単にウインカーが取り外せるようになっている。

Valter Motoの無骨な作りのアルミ製スイングアーム ナンバープレートホルダーで、もともとテールカウル下に配されるナンバープレートをタイヤの後ろへと移設している。こちらも車体の雰囲気を大きく変えるのに一役買っているパーツだ。

【問い合わせ】
モトサロン
TEL0748-69-5660
https://www.motosalon-oka-webshop.com

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