
しっかり握れる金属グリップと先端がゆるまない構造
「テクトツゥーウェイ」は2007年に発売された製図用シャープペンである。スタイリッシュなデザイン性、振って芯が出るフリシャ機能、フリシャ機能をロックできる機構、低重心で安定した筆記ができる点が人気となり、現在も定番商品として販売されている。
今回、狙ったところに正確に筆記できる精度の高い筆記を実現するため、しっかり握りやすい金属のローレットグリップと、先端がゆるまないよう下軸全体を一体にした構造を採用した。デザインは落ち着いた軸色とマットな質感で上質感を演出している。「テクトツゥーウェイ」発売から18年ぶりに、機能面とデザイン面をアップデートしたハイエンドモデルを発売する。(従来品も併売する)
「テクトツゥーウェイRO」の特長
- 金属グリップ部分には細かい凹凸のローレット加工を施し、指が滑りにくくしっかりと握ることができる。凹凸の形状は複数のパターンから選び、指が痛くなりにくいものを採用した。
- 従来品にはなかった下軸一体構造により先端のゆるみを解消し、筆記時の安定感を高めている。
- 振って芯を出すフリシャ機能とフリシャ機能をロックできる切替機構、低重心は従来の「テクトツゥーウェイ」と同様である。落ち着いた軸色、さりげないロゴ印刷、マットな質感を基調にした上質感あるデザインにアップデートしている。



シャープペン市場の高まり
少子化の中でも、主な使用者が学生であるシャープペンの市場規模は増加傾向にある。(※1)その背景には、以下の2点があると考えられる。
1.教育費の高まり
参議院の経済プリズムコラムによると、少子化に反して1人当たりの教育費は増加傾向にあるという調査結果がある。(※2)勉強道具として使われることの多いシャープペンは、子どもが勉強する際のモチベーションを高めるために、高価格でも買い与えやすいアイテムであると推測される。
2.YouTuber人気の高まり
近年、シャープペンをはじめとした文具のこだわりを紹介するYouTubeチャンネルが人気となり、学生の目に触れる機会が増えている。特に高価格のアイテム紹介は、学生が憧れて店頭に買いに行くなど、影響力が高まっている。
この2点より近年の「シャープペンの高価格化」が加速し、市場規模が増加していると考えられる。
テクトツゥーウェイとは
2007年に発売された製図用シャープペンである。軸を振るだけで芯が出てくるフリシャ機能と、フリシャ機能をロックできる切替機能を搭載している。持ち運び時には中央のリングを回し、フリシャ機能をオフにすることで、誤って芯が出ることを防ぐ。フリシャ機能オフの状態では、重りが軸の下側で固定され、低重心で安定した筆記が可能である。

右「テクトツゥーウェイ ライト」価格:1本825円(税抜:750円)
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