『シティーハンター』連載40周年! 冴羽獠&槇村香ハッピーバースデー!

2025年は『シティーハンター』の連載開始40周年にあたる。これを記念して『シティーハンター』40周年プロジェクトが始動する。冴羽獠と槇村香の2人の誕生日を祝う「#シティーハンターRyoKaoriバースデー」など、注目のイベントを紹介する。

「シティーハンターの日」に40周年記念プロジェクトが始動!

北条司が40周年記念に書き下ろしたビジュアル。槇村秀幸(2列目右)のカラーイラストが描かれたのはこれが初めて ©北条司/コアミックス 1985

マンガ『シティーハンター』の連載第1話が『週刊少年ジャンプ』(集英社)に掲載されたのは、1985年2月26日のことだ。本作のストーリーの説明は今さら不要だろうが、あえて言うならば、腕は立つけれど無類の女好き・冴羽獠とそのパートナー・槇村香が裏社会のスイーパー“シティーハンター”として、依頼人(時に美人)の仕事を果たすという内容。

なお、この連載開始日は、一般社団法人日本記念日協会に「シティーハンターの日」として登録されている。

マンガの連載期間は1985〜1991年の7年間ではあるが、連載終了後もアニメ作品が制作され、最近では『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』(2023年)と、『シティーハンター』(2024年/Netflix)があるのでファンにしてみれば常に在り続けた作品と言える。『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』の主題歌を担当したTM NETWORK・小室哲哉は2023〜2024年のツアーを振り返って「『シティーハンター』の風が吹きまして…まだすごい風が吹いている」(映画『TM NETWORK Carry on the Memories -3つの個性と一つの想い-』より)とコメントしている。

2025年2月26日には『シティーハンター』40周年プロジェクトの始動が発表され、公式サイトには作者・北条司のコメントが掲載された。

【北条司のコメント】

「ボク獠ちゃん ハタチだよ‼︎」というのが、冴羽獠のナンパする時の決まり文句でしたが(笑)「シティーハンター」(獠は???)は2度目の成人式を迎えました。
40年後に読んでもらえているなんて当時は全く思いもしなかったので、恥のかき捨てのように思いっ切り自由にバカなことを描かせてもらっていました。
今から40年後、自分はとっくにあの世ですが、獠は生き続けているかな? 皆さんと一緒に、獠も長生きしてくれたらなと思います。

シティーハンター40周年特設サイトより

このコメントと一緒に、40周年記念ビジュアルも発表された。

獠と香、美樹、海坊主、槇村秀幸、冴子の主要キャラクター6人が現在の新宿の町並みを背景にポーズを決めている。

このビジュアルの創作の経緯について、「#シティーハンターRyoKaoriバースデー」のプロジェクトを担当しているコアミックス・西田創氏に話を聞いた。

「 『シティーハンター』は連載が終了してからも、映像作品として何度もよみがえり、最近ではNetflixの実写版や新作アニメ映画などでもその世界が広がり続けています。今回の40周年記念イラストは、そんな『今を生きるシティーハンターチーム』の姿を北条先生の手で描いていただいたもので、非常に感慨深かったです。亡くなったはずの槇村の復活も、ファンの皆様の要望も大きくありまして、周年の節目ということで『ぜひ槇村を』とお願いし、先生も快諾してくださいました。『槇村はそんなにイケメンのつもりではないんだけど、せっかくだからカッコよく描いておいたよ』と、笑いながら話されていたのが印象的でした」

原画やコラボメニューが楽しめるバースデー企画展

『シティーハンター』40周年プロジェクトで発表された企画の詳細を紹介していこう。

まずは、2025年3月20日〜31日にコアミックスが経営する東京都武蔵野市吉祥寺のギャラリーゼノンで「#シティーハンター RyoKaoriバースデー」展が開催される。

ギャラリーゼノンは、もとはゼノンサカバ&カフェゼノンという飲食店で、コアミックスを代表する作品のグッズやコラボメニューを提供していて、『シティーハンター』の獠と香の誕生日を記念するコラボイベントも毎年行われていた。

2024年4月、ギャラリーゼノンがオープンして最初の企画展示が、「北条司展 The road to『CITY HUNTER』40th anniversary 2025 ~Limited Special exhibition~」だった。マンガ家・北条司のデビュー作から連載作品や読切など、ほぼすべての作品を網羅した原画展は連日大盛況だった。

ギャラリーゼノン』は都心から少し離れた吉祥寺にありますが、それにもかかわらず、非常に多くのファンの方々にお越しいただきました。短編作品も含めた原画を一堂に公開する初めての機会となり、各作品のファンの方はもちろん、マンガを志す方々にも貴重な体験として楽しんでいただけたようです。特に『シティーハンター』に対する反響が大きく、何度も足を運んでくださる方もいらっしゃいました。作品の魅力が時代を超えて愛され続けていることをあらためて実感しました」

「北条司展」の反響がこの度の「#シティーハンターRyoKaoriバースデー」展につながっている。ところで、獠と香の誕生日をご存じだろうか。香の誕生日が3月31日であることは第6話(恐怖のエンジェルダスト)で示されるが、獠の誕生日が明かされるのは第198話(涙のバースデイ)とだいぶ遅い。というのも、獠は、物心がつかない幼少期に中米上空で飛行機事故に遭遇。奇跡的にジャングルで救出されたものの両親や身元を証明するものを失い、誕生日を知らなかったからだ。獠の過去を知り衝撃を受けつつも、香は二人が初めて出会った日(第5話「闇からの狙撃者!」)である3月26日を獠の誕生日と決める。

第198話「涙のバースデイ」より。獠の誕生日を一方的に決める香に獠は感謝のキスをする ©北条司/コアミックス 1985

「#シティーハンターRyoKaoriバースデー」展では、40周年記念ビジュアルの原画が特別に展示される他、オリジナルのバースデーコラボメニューが提供される。

「 昨年、より作品を深く楽しんでいただけるギャラリーとして新たな形になったことで、キャラクターの“誕生日”という特別な日に、ファンの皆さまと一緒に祝うイベントを開催できないかと考えました。誕生日を通じて、獠と香により近づけるような企画を目指しました。カフェゼノン時代から続けていた、誕生日ならではのコラボメニューはもちろん、今回の展示ではキャラクターの誕生日をみんなで祝えるフォトスポットもご用意しました。さらに、描き下ろしイラストを使った撮影エリアや、昨年北条先生に描いていただいた、ギャラリーゼノンでくつろぐ獠と香の姿を大きく展示しています。キャラクターと一緒に過ごしているような気分になっていただけたらうれしいです」

「北条司展 The road to『CITY HUNTER』40th anniversary 2025 ~Limited Special exhibition~」のために描き下ろされた、ギャラリーゼノンのテラスでくつろぐ獠と香のイラスト ©北条司/コアミックス 1985

記念企画は盛りだくさん! 11月には大原画展を開催

国民的マンガ作品の40周年だけあって、これからさまざまな記念企画が実施される。とりわけ楽しみなのが、「シティーハンター40周年大原画展(仮)」である。過去最大規模のこの大原画展は2025年11月22日から12月28日まで、上野の森美術館で開催される予定だ。

この大原画展に関連して、「あなたの好きな場面投稿キャンペーン」が実施されている(2025年3月31日まで)。あなたが投稿する『シティーハンター』の好きな場面を参考に、展示される原画が選ばれるというファンにとっては夢のような企画。西田氏の好きな場面とは。

「最終話(第336話「FOREVER,CITYHUNTER」)のラストシーン、光の中に駆け込んでいく獠と香の姿が大好きです。まるで彼らが永遠に生き続けるかのように感じられ、当時、その結末に心が震えたのを覚えています。そして今、再び“生きている”獠と香に会い、その世界に関われることがとても不思議で、同時に大変光栄に思っています」

2025年は『シティーハンター』はもちろん、北条司にとってもにぎやかな1年になることは間違いない。最後にこれから控えているさまざまな企画を教えてもらおう。

「ポップアップストアや40周年記念のオリジナルグッズも続々登場予定ですので、ぜひ楽しみにしていてください。さらに、北条先生の代表作のひとつである『キャッツ♥アイ』も、今年の秋に新作アニメとして登場します。ますます広がる北条司ワールドを、ぜひご期待ください」

「あなたの好きな場面投稿キャンペーン」を実施中。キャンペーンの参加は、Xの投稿か、特設サイト内の本キャンペーン専用フォームにて回答する。回答された方のなかより抽選で3名様に選んだ場面を刻印したオリジナル楯をプレゼント

『シティーハンター』40周年プロジェクト

【シティーハンター40周年特設サイト】
https://cityhunter.jp

【#シティーハンターRyoKaoriバースデー】
期間:2025年3月20日(木・祝)〜3月31日(月) ※3月25日(火)も営業。
11:00〜18:00(最終入場 17:30)
会場:ギャラリーゼノン(東京都武蔵野市吉祥寺南町2-11-1)
公式サイト:https://gallery-zenon.jp/exhibitions/
平日:500円/土日祝、誕生日当日(3/26、3/31):800円
※土日祝、誕生日当日はWEB予約入場のみ。
※小学生以下は無料。小学生以下の入場は要保護者付き添い

【シティーハンター40周年大原画展(仮)】
期間:2025年11月22日(土) 〜12月28日(日)
会場:上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)
https://www.ueno-mori.org/

【『シティーハンター』40周年記念 あなたの好きな場面投稿キャンペーン】
実施期間:2025年2月26日 (水)0:00~2025年3月31日 (月) 23:59

【マンガをおさらい!今なら100話無料配信中!】
連載開始40周年を記念し、漫画アプリ「マンガほっと」で『シティーハンター』が100話無料配信中。名場面を振り返る絶好のチャンス。
実施期間:2025年3月31日(月) 23:59まで(予定)
アプリ「マンガほっと」:https://mangahot.jp/
※「マンガほっと」は、ゼノンコミックスを中心とした漫画を200作品以上配信する、(株)コアミックス公式漫画アプリです。

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昭和50年男 編集部
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昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50(1975)年生まれの男性に向けて、「ただ懐かしむだけでなく、ノスタルジックな共感や情熱を、明日を生きる活力に変える」をテーマに、同世代ならではのアレコレを振り返ります。多彩なインタビューも掲載。
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