もう、こんな未来が見えている
この30年間で、いわゆる空き家は、全国におよそ2倍増えた。空き家の数は900万戸の過去最多となり、住宅の全戸数の13.8%にも達している。今後も人口減少・高齢化がますます進むことを思うと、対策を講じなければ、たいへんな未来が訪れてしまう。
そのような未来が予測されているのなら……、
空き家をどのように抑制し、どうやって活用していく?
日本の技術と知恵の詰まった古民家を、どのように未来に継いでいく?
過疎化の進む各地域の魅力をどのように再発見する?
二地域居住のライフスタイルをどのように実現する?
日本大好きインバウンド旅行者をどのようにディープジャパンに誘う?……
など、地域経済の視点をもちながら、私たちがしっかり考え行動しなければならないことが、次第に見え始めている。
地域活性化のヒントと事例が詰まっている『じゃぱとら』
月刊誌『じゃぱとら』は、このジャンルの専門誌です。
古民家や空き家の活用事例やまちづくりのアイデア、全国における古民家宿のインバウンド対応の最新事情、自治体との官民連携の情報やプロジェクトの背景、行政の最新の動きなどを、毎月紹介しています。
古民家に住みたい方や古民家カフェや古民家宿などを運営したい方、地元の空き家やご実家を活用したい方、地域活性化を考えている方に向けた最新事情とヒントが、たくさん詰まっています。
ただ、業界・行政・自治体の関係者に多くご覧いただけていても、一般の方々には目に触れにくい雑誌という性格も一部持ち合わせ、おそらくこれまで小誌にふれる機会は多くなかったかもしれません。
この夏秋、期間限定の電子書籍化を実現
そこで急遽ながら、2024年8月1日より、3カ月限定の電子書籍化が決定。
AmazonのKindleストア、Kindle Unlimited(読み放題)をはじめ、楽天Kobo、honto、Kinoppy、Reader Store、マガストア、auブックパス、COCORO BOOKS、DMM.com、yodobashi.com他で展開しています。
最新号『じゃぱとら』8月号における2つの特集は、古民家「農山漁村振興交付金を活用した古民家宿」、空き家「不動産業を活用した空き家課題解決」です。地域おこしのために補助金を上手に活用したり、住まいのプロフェッショナルである不動産屋の力を借りて空き家対応をしたりすることが、よりよい未来を育む一助になるという概要です。
この機会にぜひ、お気軽にご一読いただければ幸いです。
photos:Pixabay