3ページ目 - 大変身ビフォーアフターヘアで新生活のスタートダッシュを決める!【メンズ髪型15スタイル】

11.ソフト刈上げで正統派ショートに遊びココロを。

カット/正統派のかっちりした雰囲気とカジュアルな遊びを融合したスタイルは6mm~の刈上げで青々としすぎないバランスに。さらにシザーで柔らかくぼかし、ハチまわりをすっきり整える。トップはスクエアシルエットでボリュームを出しやすくしておく。毛先中心にセニングで毛量調節し、髪を流したい方向に合わせて質感調整(Hair:「WOLFMAN BARBERSHOP ROPPONGI」小柴進之介)

スクエアフォルムで前髪を立ち上げやすくシフト。フレッシュな印象が加わって硬派な男らしさもアップした。きっちり仕上げず、手グシでラフに仕上げるのがコツ。

スタイリングのポイント

ドライヤーで後ろに流し、ハチは軽く押さえてドライ。ワックスを全体に付けて、前髪は根元から立ち上げる。

BEFOREがこちら!

前髪が伸びて下ろした状態。ハチのふくらみも気になる。スクエアベースにシフトし、クールな表情を狙いたい。

12.髪が伸びる過程も楽しめるクリーンなショート。

カット/ミニマムなシルエットはていねいなカットが決め手。サイド、バックはクリッパーで1.5mm~6mmのグラ状に刈上げ、トップは3cm、フロントは4cmに設定し、レイヤーでつなぐ。前に向かって長さが残るようにしてモヒカン調のバランスに。この長さにすることで毛先の質感が見えやすく、髪が伸びる過程も楽しめる(「富士東洋理髪店」阿部高大)

シンプルなベリショを前髪のデザインと毛流れで雰囲気たっぷりに。ほどよい量感と短く詰めすぎないことで、フォーマルスタイルもカジュアルな格好にもハマる。

スタイリングのポイント

ブラシで前髪のみ立ち上げるようにブローし、グリースまたはジェルでスタイリング。今回はハードグリースを使う。ビー玉2個分の量を手に取り、前に向かってセットし()、粗めのコームで整える()

BEFOREがこちら!

サイド、えり足が立ち上がりやすく、フロントも生えグセが強め。頭皮の赤みも気になるため、地肌が透けない長さで仕上げる。

13.脱ボウズに最適なおしゃれハイフェード。

カット/クールさが際立つハイフェード。剃込みから骨格に合わせて分け、ウェイトを設定。サイド、バックは0mm~6mmのスキンフェードに。トップはセイムレイヤーで作り、前髪もつなげる。接合部もしっかりとブレンディングを行い、なめらかに整える。カラー/2回ブリーチし、パープルを加えたシルバーをオンカラー(Hair:「MR. BROTHERS CUT CLUB 原宿本店」政井憲人)

きれいな濃淡のフェードとラインアップ、立ち上げた前髪。硬毛の悩みを感じさせない感度の高いデザインで、かっちり感とカジュアルさのちょうどいい塩梅を叶える。

スタイリングのポイント

ツヤのないタイプのクレイポマードを使用。全体によくなじませて、メッシュコームで前に向かってとかす。

BEFOREがこちら!

ボウズが伸びてトップ3cmくらいの長さに。直毛で硬毛。質感調整のカットを行い、動きと遊びを加えたい。

14.クラシカルのこなれ感が楽しめるバーバーヘア。

カット/パートデザインで品のよいクラシカルな雰囲気を演出。サイド、バックは0mm~6mmでハイフェードに。剃込みでパートを作り、ヘビーサイドはウェイトラインを前下がりに設定。フロントの長さを決めてウェイトとつなげるようにレイヤーをオン。毛束の中間~毛先にかけてブレンディングし、柔らかい質感にする(Hair:「MR. BROTHERS CUT CLUB 中目黒店」三浦大義)

パートが効いた硬派なハイフェードスタイルに、柔らかい毛流れでナチュラルさを加味。きっちり感もほどよく、仕事もプライベートも両立でのハイスペックなヘアに。

スタイリングのポイント

ベーススプレーを吹きかけてブロー。ポマードを付けて頭の形にそわせるようにコームを入れて毛流れを強調。

BEFOREがこちら!

半年くらい伸びていた状態から、春に向けてフェードを高めにしてイメチェンを。タイトな縦長ヘアとシフト。

15.サークルなハイライトがオリジナリティを際立たせる。

カット/メリハリのあるフォルムは、3mmからの刈上げ、サイドのレイヤー、バックのグラのコンビネーションによるもの。カラー/アウトライン3cm幅でブリーチし、横につながるハイライトを。上から10レベルのアッシュをかぶせ、 全体はブラックに染める。パーマ/毛先を1回ねじってからスパイラルに巻いてラフな動きをメイク(Hair:「Men’s Lapis」KUNI)

カットとカラー、パーマの三位一体で存在感のあるデザインへ変身。軽さと束感を楽しみながら毛先のハイライトがいい味を醸し、ほかとは一線を画すオリジナリティに。

スタイリングのポイント

完全ドライ後、パーマを生かすようにミルクタイプのワックスとグリースを混ぜたものをもみ込む()。グリースを混ぜるのはツヤ出しのため。最後に前髪の立ち上がり部分にハードスプレーを振ってキープする()

BEFOREがこちら!

中途半端に伸びてきた前髪が野暮ったい印象。前髪を切り込み、バックも高めにしてシャープな雰囲気に変えていきたい。

(出典:「Men’s PREPPY プラス メンズヘアメイクBOOK Vol.2」)

この記事を書いた人
Men's PREPPY 編集部
この記事を書いた人

Men's PREPPY 編集部

プロ向けメンズビューティ誌

Hair & Beauty Trend For Professional!美容のプロのためのヘア&ビューティトレンド専門メディア。今や男性もヘア、スキンと美意識は高まるばかり。そんなニーズに応えようと頑張る理美容師に向けて成功事例をたっぷり紹介。カッコいい男性をプロデュースするノウハウがぎっしり詰まっています。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

2nd

良質な素材感とシルエットが美しい、東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。

  • 2025.10.17

東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。白黒の世界で際立つ良質な素材感とシルエットをご堪能あれ。 質感、シルエット、美しいミリタリー&ワークウエア 米軍同様のへビーナイロンツイルを使ったMA-1。軽量性・保温性・防寒性を備えたクライマシールドの中綿でスペックは現代的だが、エイジング加工によってヴ...

Pick Up おすすめ記事

2nd

良質な素材感とシルエットが美しい、東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。

  • 2025.10.17

東洋エンタープライズが展開する「ゴールド」。白黒の世界で際立つ良質な素材感とシルエットをご堪能あれ。 質感、シルエット、美しいミリタリー&ワークウエア 米軍同様のへビーナイロンツイルを使ったMA-1。軽量性・保温性・防寒性を備えたクライマシールドの中綿でスペックは現代的だが、エイジング加工によってヴ...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

進化と伝統、どちらもここに。「L.L.Bean」のアウトドアと日常の垣根を超える名品たち。

  • 2025.10.17

100年以上にわたり、アウトドアと日常の垣根を越える名品を生み続けてきた「エル・エル・ビーン」。誠実なモノづくりと顧客への真摯な姿勢は、現代まで脈々と受け継がれている。伝統を守りながらも進化を恐れない、その精神こそが、今も世界中の人々を魅了し続ける理由だ。 愛される理由は機能美とその誠実さ 100年...

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...