通称“41カーキ”。1940年代初頭から米国陸軍に採用された定番トラウザーズ。

  • 2023.08.22

現代に於いて多くの人々に親しまれている定番ボトムスであるチノーズ。ミリタリーファンの間では通称“41カーキ”と呼ばれている軍用トラウザーズがそのルーツだ。そのマスターピースと言うべき往年のモデルをFULLCOUNTがリプロダクトしている。また新色であるブラウンも登場し、彩り豊かな4つのカラーラインナップも必見だ。

#1201 U.S ARMY CHINO 41 KHAKI

日本に於いてはチノパン(和製英語)と呼ばれ、米国など海外ではチノーズやカーキーズなどの名称で親しまれている定番ボトムス。そのルーツを掘り下げると1941年まで遡る。当時、孤立主義を掲げていた米国が第二次世界大戦に参戦した年でもある。その結果、米軍は機能的な軍服の開発に着手せざるを得ない状況となり、「M-41」と呼ばれる戦闘服を開発することとなる。これはジャケットやシャツと共にトラウザーズも展開され、このトラウザーズこそが、通称“41カーキ” と呼ばれるアイテムなのだ。

それまでのトラウザーズは乗馬パンツ型(ジョッパーパンツ)であったが、現在のパンツに近いデザインへと進化。股上が深く、ゆったりとした太めのシルエットが特徴だ。これはシャツと共に夏季用の制服兼戦闘服として第二次世界大戦初期に熱帯地帯にて使用され、その後、通称“43カーキ” や“45カーキ” といったディテールや縫製仕様が変更されたモデルへと移り変わっていく。

FULLCOUNTが展開する“41カーキ”は、ダブルステッチの巻き縫いとなり、サイドはスラッシュポケットで太目のシルエット。両玉縁のバックポケットは2㎜ 幅で雰囲気抜群の仕上がりに。また短繊維を徹底的に取り除き、光沢に優れた上質なコーマ糸を使用するチノ生地を用いており、ジーンズと同じく穿きこめば穿き込む程に生地の風合いも増し、ヴィンテージの生地感そのものに仕上がっていく。各¥23,980_

BROWN(NEW COLOR)

KHAKI
BROWN BEIGE
SAGE GREEN

【DATA】
FULLCOUNT Showrooming Store「111」
TEL06-4705-1108
https://fullcount-online.com

※情報は取材当時のものです。

(出典/「CLUTCH2023年8月号 Vol.92」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

なまため

2nd(セカンド)

I LOVE クラシックアウトドア

なまため

みなみ188

2nd(セカンド)

ヤングTRADマン

みなみ188

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部