実に2年半ぶりの海外展示会! ドイツ・ベルリンにヘリテージブランドが集う「SEEK」へ行ってきた。

コロナ禍で、すっかり海外の展示会とは縁遠くなってしまったCLUTCH Magazine編集部だが、ついに動き出した。2020年の冬以来、じつに2年半ぶりの出動となった。

日本未進出の新興ヘリテージブランドも多いヨーロッパ。ブーツが人気のSANDMANNやレディスが充実のHen’s Teethは本誌も注目

ヨーロッパのファッションの中心都市でもあるドイツの首都ベルリン。かつては数多くの展示会イベントが開催されていたが、ヘリテージスタイルに限って言えば、見事な復活を遂げたのがSEEKだ。ヨーロッパの人気ヘリテージブランドの健在を確認した。お決まりのように皆、「お久しぶり」の挨拶から。そして日本とアジア情報交換。

世界中の展示会で顔を合わせるスイス・チューリッヒにあるVMCというショップのロジャー
積極的なバイイングで、先ほどのロジャーとともにどの展示会でも人気者のフレディ

出店ブランドはフランスのFleurs de BagneやイタリアのHen’sTeeth、ドイツのPike Brothersなど、ヨーロッパでは人気の高いヘリテージスタイルのブランドが集った。

以前のように日本のブランドはまだ参加できていないが、ベルリンに帰ってくるのも時間の問題。なぜなら、ヨーロッパのバイヤーは日本のヘリテージブランドに興味津々。Made in Japanを待望している。

Fleurs de Bagneはフランスのヘリテージブランド。ワーク系が得意だが日本製シルクで来春はアロハも
ギリシャの実力派レザージャケットブランドThedi Leathersは重厚なプロダクツを数多くラインナップ。タフで美しい
ヴィンテージに倣ったカモフラージュが目をひいた。THE QUARTERMASTERからの一着
イタリアはトスカーナ地方発、ミリタリーやワークに強いTHE QUARTERMASTERのグッドなカバーオール

【DATA】
SEEK
https://www.seek.fashion/

(出典/「CLUTCH2022年10月号 Vol.87」)

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