午前11:30。すでにたくさんの人で賑わう会場
スタートは午前10時。11:30頃に行ってみると、すでにたくさんの人であふれていた。だがこの日はくもり。雨を懸念して店を出していなかったところもあるようで、晴れの日はもっと賑わい、150ほどの店が並ぶという。
注目のアイテムやお店をいくつか紹介しよう。
葉巻ケース、バッグ、カフリンクスなど
様々な形をしたボックス。実はこれ、すべて葉巻のケース。’70年代後半から’80年代のもので、価格は10ドル前後とお買い得だ。葉巻を入れるかどうかは別として、インテリアとして持っておくのもいい。
バッグのブランド、flux。ハンドメイドにこだわる、ブルックリンのローカルブランドだ。レザーをはじめとし、デニム、フェルト、コルクなどの素材を使ったバッグも手がける。
様々なデザインのカフリンクス($10~35)。つけない人もいるだろうが、スーツ姿に唯一許されるアクセサリー。小さなところにこそこだわりをもっておしゃれを楽しみたい。
ラグやヴィンテージ家具……インテリアもお任せ
こちらのラグはアイルランドのもの。長さも幅も様々で、見ているだけでも楽しい。価格は120ドルから200ドル。
吊るされているこちらの大きなラグは、およそ100年前のもの。目立った傷や汚れもなく(そもそも汚れが目立ちにくいが)、これほどきれいな状態で残っているなんて驚きだ。これを敷けば一気にアンティーク調の部屋に様変わりするだろう。
ネックレス、ピアス、ブローチなど、女性用のアクセサリーもたくさんある。価格は35ドルから125ドルと幅広い。
アメリカンヴィンテージ家具。’50年代から’70年代のもの。フリーマーケットならではの広いスペースを有効活用し、部屋のインテリアを再現している。
年代物やコレクター垂涎の品も!?
1930年代のビーコンブランケットガウン。かなり状態がよく、ブルーも美しい。ビーコン社は廃業してしまったが、長い間人々から支持され、コレクターも多い。ウールではなく、レーヨンとナイロンの混紡生地であることが特徴だ。
1920年代の水着、164ドル。もう100年近くも前のものになる。当時は今と違い、水着は毛糸で作られていた。
おまけ。
フリーマーケットについ長居してお腹が空いても、食べるものには困らない。たくさんのテントが立ち並ぶ中で、オススメはDOUGHというドーナツ屋さん。味はもちろん、ひとつひとつが大きいので小腹は十分満たされる。
4月から11月は校庭を借り、冬期は屋内で行われるBrooklyn Flea。屋外のほうが規模が大きくておすすめだ。毎週日曜に開催されるウィリアムズバーグは会場が異なるので要注意。運よくニューヨークの滞在が週末に重なったら、ぜひフリーマーケットに足を運んでみてほしい。思わぬ掘り出し物と出会えるかもしれない。
〇Brooklyn Flea
10AM-5PM (Sat)
176 Lafayetee Ave. Brooklyn, NY 11238
http://brooklynflea.com/
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