PCケースからベルトまで! 双子の兄弟が生み出すネイティブジュエリーブランド、「GOD SUNS」のレザーラインに注目

彫金師MITSUHIRO YODA氏とクリエイティブデザイナーYASUYUKI YODA氏の双子の兄弟が生み出すネイティブジュエリーブランド、「GOD SUNS」のレザーライン。ネイティブのトラディショナルな世界観と、現代の都会的なストリートカルチャーが交差する渾身のレザー小物に注目したい。

現代人の機能美を備えるネイティブスタイル

2016年創業、ネイティブカルチャーを背景にもつ新進気鋭のジュエリーブランド「ゴッドサンズ」のレザーライン。双子の兄弟が軸となり、ネイティブカルチャーに現代のストリートのエッセンスを重ね、東京から発信する旧さと新しさをもつブランドだ。

レザープロダクツのデザインは一貫して無駄な要素を削ぎ落とし、レザーの表情を最大限引き出す極めてシンプルなスタイルで、コンチョやスタッズなどの装飾によってゴッドサンズのスパイスが加えられる。長く使えるタフな作りかつ、使い込むほどに色気を増すデザインに仕上げられている。そして、ネイティブのスタイルを踏襲したレトロなデザインではあるものの、スマホケースやラップトップケースなど、現代人のライフスタイルに沿うプロダクツを展開していることにも注目したい。質実剛健かつ現代の機能美を備えるレザープロダクツには、無骨にして繊細なクラフトマンシップが宿っている。

無骨にして繊細、GOD SUNSのレザーワーク。

(右上から)
“栃木レザー”スタッズベルト 生成り/アンティークゴールド 5万5000円
“栃木レザー” スタッズベルト ブラウン/アンティークゴールド 5万5000円
“栃木レザー” スタッズベルト ブラック/シルバー 5万5000円
“栃木レザー” スタッズベルト 生成り/シルバー 5万5000円
“栃木レザー” スタッズベルト ブラック/アンティークゴールド 5万5000円
“栃木レザー”スタッズベルト ブラウン/シルバー 5万5000円

バックル、スタッズはヴィンテージ加工を施したアンティークゴールド仕様。擦れによって艶のコントラストがつき、さらに輝きを増す。

シルバーカラーのバックル、スタッズを採用し、バックルにはヴィンテージ加工が施されている。細部にクラフトマンシップが宿る逸品だ。

伝統的な革財布をGOD SUNSの世界観で発信。

コインケースは角型/矢尻型/丸型の3型をラインアップ。いずれもロープをコンチョに巻き付けて閉じるスタイルで、レトロなレザークラフトの世界観を表現。コインコンチョは通常3種類のオリジナルパーツから選択可能で、さらにオプションでカスタムすることもできる懐の広いアイテム。

(右上)”栃木レザー” コインケース角型 手縫い ブラック/SV950オリジナルコインコンチョ付き 3万8500円
(左上)”栃木レザー”コインケース矢尻型 手縫い 生成り/SVフラワーコンチョ付き 3万8500円
(下)”栃木レザー” コインケース丸型 手縫い ブラウン/SV950オリジナルコインコンチョ付き 3万8500円

ブランドコンセプトである太陽とイーグルをモチーフとしたスタイル。クラシックな雰囲気だが、太陽にイーグルを重ねたデザインはGOD SUNSのオリジナル。

こちらも太陽とイーグルを重ねたコインコンチョ。ブランドネームの通り、神(太陽)と自分達を繋ぐ存在としてイーグルに思いを込めている。

フラワーモチーフのトラディショナルなコインコンチョ。ハンドメイドによる造形の美しさこそGOD SUNSの真骨頂だ。

この記事を書いた人
CLUB HARLEY 編集部
この記事を書いた人

CLUB HARLEY 編集部

ハーレー好きのためのマガジン

ブランドとしての知名度が高く、独自のアパレルにもファンが多いハーレーダビッドソンは、バイクにあまり馴染みのない『ごく普通の人』にも大変な人気を博しています。バイクの知識がない人はもちろん、今日ハーレーのことが気になり始めた人、そしていまハーレーが好きで好きで仕方ない人たちも満足のいく情報を詰め込んだ雑誌が『クラブハーレー』です。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

Pick Up おすすめ記事

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...