2ページ目 - チノ、デニム、ミリパン! アメトラ定番パンツとローファーの最適解コーデを教えます

【Corduroy Shorts ×Brown】コーデュロイショーツにはブラウンのローファー

ヘビーデューティな印象のコーデュロイショーツ。秋冬の印象が強いコーデュロイだが、吸水性と速乾性が高く春夏にも適した素材だ。アウトドアな風味に合わせて、足元には艶っぽいブラックよりも土臭さを感じられるブラウンを。足元のボリュームは抑えめの方がバランスがよい。

ローファー5万1700円/サン アントニオ シューメーカーズ(ロフトマン B.D. TEL075-212-3988)

【着用パンツ】ENGINEERED GARMENTS

ワイドシルエットやウエストのドローコードなどラフなディテールが特徴。14ウェールの細畝コーデュロイは、ガシガシ洗って変化を愉しみたい。ラフなショーツとミニマムなヴァンプローファーで、トラッド感とカジュアル感のバランスを調整。3万4100円(エンジニアド ガーメンツTEL03-6419-1798)

【White Denim×Black】ホワイトデニムにはブラックのローファー

アメリカ西海岸の印象が強いデニムだが、ことホワイトデニムに限ってはアイビー8校を中心とした東海岸で発展し、アメトラにおける定番として定着した。爽やかで軽快な印象であるため、シックなブラックで引き締めたい。デザインもシンプルなペニーがベターだ。

ローファー12万1000円/クロケット アンド ジョーンズ(グリフィンインターナショナルTEL03-5754-3561)

【着用パンツ】POST O’ALLS

501®よりややワイドフィットで、低めにつくバックポケットがモダンかつベーシックな印象。しなやかな素材感で履き心地も快適だ。スタンダードな1本には、名品〈クロケット&ジョーンズ〉の[ボストン2]を。3万4100円(ポストオーバーオールズ中目黒TEL03-03-6303-2160)

【Sweat×Brown Suede】スウェットパンツにはブラウンスウェードのローファー

リラクシンなスウェットパンツには艶のあるスムースレザーよりも素材感のあるブラウンスウェードを合わせるのがベター。カラーはダークブラウンよりも柔らかなライトブラウンの方が好相性だ。裾にリブのあるパンツの場合は、ソックスとのコンビネーションも楽しめる。

ローファー16万8300円/オールデン(ラコタTEL03-3545-3322)

【着用パンツ】FilMelange

ふっくらした肌触りと、ストンと落ちるシルエットが特徴。起毛していない裏パイル仕様は春夏に使いやすく、裾はドローコードで、絞らずに着用も可能。表面にムラ感のある素材には、クラシックなスウェード靴がよく似合う。2万5300円(ハウス フィルメランジェTEL03-3473-8611)

【Madrass Shorts×Black】マドラスショーツにはブラックのローファー

『オフィシャル・プレッピー・ハンドブック』にプレッピーの必須アイテムとして記載されているマドラスチェック。なかでもサマートラッドに欠かせないマドラスショーツはやや派手な分、ブラックで締めるとバランスがよい。同著に同じく記載されているビットだとなおよし。

ローファー8万8000円/カルミーナ(トレーディングポスト 青山本店TEL03-5474-8725)

【着用パンツ】Pherrow’s

プレッピーの定番・マドラスチェックショーツをパッチワークではなく織りで再現。表面のステッチワークを簡略化し、ドレッシーなビットローファー等との親和性がより高まった。サイドアジャスターにはドーナツボタンを配し、ミリタリーのテイストも踏襲。1万9800円(フェローズTEL03-5725-9577)

(出典/「2nd 2025年6月号 Vol.212」)

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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