「ヘルスニット」のサーマルキングと「ショセ」のサイドレースアップブーツは、着回し上手への名相棒

この秋冬取り入れたい、着心地、着回しが楽しくなるアイテムを2nd編集部が厳選して紹介!

1.この着心地、クセになる。ヘルスニットの『サーマルキング』が復刻

1900年にアメリカにて生まれた「ヘルスニット」から、過去のアーカイブを元に復刻させたシリーズ「サーマルキング」が登場。ヴィンテージを解析した特注糸を使用し、4本針フラットシーマにより縫製されたワッフル素材のヘンリーネックTシャツをはじめとする、タフでかつ柔らかな手触りのトップスがラインナップしている。保温性と吸水性も兼備しており、1枚で着るのはもちろん、インナーとしても優秀。ワードローブに加えておけばこの冬、いや1年を通して活躍すること間違いなしだ。

1.リラックスシルエットのクルーネック

氷点下となる北極での活動を想定し、アメリカ海軍が独自に開発した3次元構造のハニカムサーマルは肌触りも抜群であり、素肌の上にこそ着たい。程よくゆとりのあるリラックスシルエットで、コンフォートな着心地を実現している。7920円

2.レイヤードに重宝するヘンリーネック

タック入りの編み立てリブや、縫い代の生地の厚みを抑える4本針フラットシーマミシンによる縫製など、1960年代のヴィンテージを再現するディテールが満載。首元にデザイン性のあるヘンリーネックはレイヤードに重宝するデザイン。8800円

3.上品なカジュアルな着こなしに活躍するカーディガン

立体的な編み地により体温を逃さず、高い吸水性によって屋内外で快適に着られるハニカムサーマルを使用。生地に凹凸感のあるカーディガンは、タートルネックのカットソーの上からサラッと羽織るだけで上品なカジュアルスタイルに。9900円

パッケージも可愛いんだよな〜

【問い合わせ】
ヘルスニット・ブランズ
TEL03-3833-1641

2.アウトドアトラッドと相性抜群な、「ショセ」のサイドレースアップブーツ

「長く履ける、履きたい靴」をコンセプトに掲げるジャパンブランド「ショセ」の新作ブーツに注目だ。シューレースを正面ではなくサイドに配置するエッジの効いたデザインやトゥのそり返りなどの美しいシルエットもさることながら、アッパーには柔らかさを持ちながらもラギッドな艶感を放つホースレザーを使用。そして、ソールには凹凸感のあるコマンドソールを採用するなど実用にも優れる、まさにヘビーデューティなブーツが誕生した。

表情のあるパンツと好相性

アッパーとソールともにラギッドなムードのブーツには、デニムやフランネルなどの生地に表情のあるパンツを合わせるとバランスが良い。また、ブーツ自体にボリュームがあるため、裾幅が広いものを選ぶとなお良し。デニムのような“やれた”雰囲気のパンツと合わせることで光沢のあるホースハイドとのコントラストも楽しめる。

履き馴染みの良いホースレザーを採用

運動量が多く、筋肉質な馬の革の最大の特徴は柔らかな質感。時間をかけてタンニン鞣しを施すことで、履き込むにつれて革がさらに柔らかくなり、色艶も増していくという独特の経年変化を楽しむことができる。また、一般的な牛革に比べて繊維が粗く表情のある武骨な雰囲気を醸し出すため、ヘビーデューティなブーツとの相性も抜群だ。

[C-7057]

2010年にリリースしたサイドレースアップブーツをブラッシュアップした新作。アッパーにはイタリアの名門タンナー「マリアム社」のホースレザー、ソールは滑りにくく耐久性にも優れるコマンドソールを採用。多少の悪路でも気にせずに履ける、ラギッドな1足に再構築した。7万4800円

【問い合わせ】
ショセ ル コワン
TEL03-5734-1633
https://chausser.net/

(出典/「2nd 2025年1月号 Vol.210」

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