1.「オールドマンズテーラー」のガーデナージャケット|スタイリスト・吉村祥吾さん
寒暖差が激しい今の季節。寒い夜は例年、パーカやカーディガンを着ているのですが、今年はもう少し、きっちりしたい気分。かといって堅いテーラードジャケットなどは持ち歩きには不向きなので、ラフに使えるジャケットを探していました。
英国のガーデナージャケットをベースに、ブランドの拠点である山梨県富士吉田市の織機で織り上げたコットン×キュプラの生地は、クラシックな生地感ながら放湿性もあり、春先の羽織に丁度良い。いわゆるアメリカ物のワークウエアと違い、アンティーク調の雰囲気がありつつ、とても上品に仕上がっています。オリジナルカラーの後染めで、経年変化も楽しみ。5万9400円(ザ ディアグラウンドTEL0555-73-8845)
2.「ミレー」のブリーズバリヤージュードーイージーパンツ|副編集長・不気味くん
前回はミリタリー、そして今回はアウトドア系のシャカパンを購入。フランスのアウトドアブランドであるミレーは、正直これまでほぼ触れてきませんでしたが、街着としても気になるデザインと機能のアパレルが結構ありました。
とくに、この薄手ナイロンパンツは「ジュードーイージーパンツ」と名付けられた、柔道着からインスパイアされた9分丈ワイドテーパードシルエット。ウエストと裾がドローストリングスになっていて、縛るとふっくらした、めちゃめちゃかわいいシルエットに。生地は軽くて柔らかく、撥水性もあり。コンパクトに収納できるから、今度の出張にも持っていこうかな。1万1800円(ミレー・マウンテン・グループ・ジャパンTEL050-3198-9161)
3.「アウトドアプロダクト」のボストンバッグ|編集・パピー高野
唐突だけど、80年代ごろに全米の大学生協で売られていたカレッジバッグは、すべてアウトドアプロダクツが作っていたんだって。実はかなり“アイビー”らしいブランドというわけなんです。そんなブランドが当初よりずっと作り続けているのが、かまぼこ型のデイパックとボストンバッグ。後者の名前の由来は、みなさんご存じボストン大学の学生が使っていたバッグから名付けられたという説がある。そんなアイビーてんこ盛りなこちらのバッグ。
僕の推しは最小のX-SMALLで、ジャケットなどアウターの内側に背負って、グリーンをチラ見せするのがブームです。これがホント可愛いんだよなぁ。3080円(アウトドアプロダクツ カスタマーセンターTEL06-6948-0152)
4.「ユケテン」のスターラプベルト|編集・生田目
桜の咲く季節になり、花見も兼ねて中目黒へ。せっかく中目黒に来たからにはと、友人が働くセレクトショップ、バンブーシュートを訪れた。何を探しに来た訳でなく、これからの季節に向けてなにか良いものはないかと軽い気持ちで店内を見て回っている最中、レジ横で見つけてしまったのが、ユケテンのスターラプベルト。
厚みのある黒のレザーに、銀色の小さめのバックル、太すぎず細すぎないベルト幅は自分の中ではドンピシャ。この要素だけでも自分の中では購入が決まっていたのだが、ここでダメ押しのアメリカ製。買わない理由が見つからず、その場で即購入。これだから買い物は辞められませんね。1万3750円(バンブーシュートTEL03-5720-1677)
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)
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