1万点の古着からお宝を探す楽しさよ。
SDG’sの後ろ盾もあり、今や古着シーンが近年稀に見る盛り上がりを見せている。となれば、原宿でまずはここを訪れるべきだろう。古着熱では全国屈指の都市、大阪を拠点とし、〝国内最大級の取り扱い点数を誇る海外古着専門店〟を謳い文句に展開する古着屋ジャム。その東京初出店がここ原宿店だ。
なんといってもその謳い文句も納得の古着の山。その数は1万点ほどにのぼる。約595平米の広大な売り場には、アメカジを軸にアウトドアやトラッドもの、希少なヴィンテージなどに加え、掘り出し物も多くハイブランドの珍品も並ぶ。
そう、ここで楽しめるのは古着屋の醍醐味であるトレジャーハント感なのだ。3月には「古着屋JAM下北沢店」と、4月には〝お財布にも地球にも優しい古着屋さん〟をテーマとする「ロエコ バイ ジャム」もオープンした。
「古着屋JAM原宿店」おすすめアイテムを厳選紹介!
1.パタゴニアのレスキューコート
胸、腕、背中に輝く十字マークからも分かるように、こちらは米国のスノーレスキュー隊が着用していたもの。十字の縁にそってリフレクターが施されジップは止水仕様。5万4890円
2.フランス製のフィッシャーマンスモック
スモックとは、英国の農業従事者が愛用していた上衣を起源とする丸首の作業着。こちらは、ヨーロッパらしい形やフェードのある色味が独特でハリのあるタフな生地。6490円
3.コロンビアのフィッシングショーツ
最近人気が高まっているアウトドアブランド。こちらはコロンビアの名作で、両モモにあしらわれたマチ付きポケットが便利。カーゴとはまた違った趣を欲している人へ。4950円
4.ビートルズのスウェット
レジスターマーク付きから、公式アイテムと思われる90年代のビートルズのバンドスウェット。ボディはフルーツ オブ ザ ルームで米綿らしいふっくらとした着用感。2万2000円
5.トリッカーズのウィングチップシューズ
クタッとした風合いのスウェードに外羽根式も相まってすんなり足に馴染んでくれる。すっきりとした見た目でどんなスタイルにもハマる。サイズはUS10(約28㎝)。2万4970円
【DATA】
古着屋JAM
原宿店東京都渋谷区神宮前6-28-5 宮﨑ビル地下1階
TEL03-6427-3961
営業/11:00〜20:00
休み/不定休
アクセス/明治神宮前<原宿>駅より徒歩5分
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年6月号 Vol.195」)
Photo/Satoshi Ohmura Text/Ryo Kikuchi
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