「デコラ東京」で見つける、“ちょいクセ”メガネ7選。|東京・丸の内

装いとしてはもちろん、体の変化に従ってなど、大人にもなればメガネを手にする理由も様々。その要望にしっかり応えてくれるのが、昨年リニューアルし、スタッフの大半が国家資格を有するdecora TOKYOだ。

正面からアイテムが見えないよう陳列されているため、一見、メガネ店と思えない佇まいだが、一歩足を踏み入れれば心躍る出会いが待っている。今季はイエローズプラスへ型から別注をかけたモデルが登場。心して待ちたい。そんな同店がおすすめする“ちょいクセ”メガネ7点をご覧あれ。

「decora TOKYO」プレス・漆畑博紀さん

【ツーブリッジ】ジーパーツ/Z-137

チタンの扱いに定評のある鯖江の実力派ファクトリーブランドの一本。「たまにツーブリッジが出るんですが、オシャレ過ぎず野暮すぎない趣がいい塩梅。とにかく丈夫で蝶番の動きも滑らかといった作りの良さもさすがです」。36300

【極太セル①】イエローズプラス/リチャード

上リムにカッティングを入れ立体感を演出。ヨロイ部の三点鋲などトラッド的意匠を交えつつチタン製ノーズパッドで着用感も。「ブランド得意のヨーロッパクラシックを感じさせる上品な一本です」。31900

【極太セル②】ジャック・マリー・マージュ/DEALAN

ボブ・ディランがツアーのお供として愛用していたフレームがベース。矢尻を模したピンや彫刻が施されたテンプル芯など随所にこだわりも。「たくましくも、2トーンのテンプルエンドなど遊び心が秀逸」。88000

【多角形メタル】イエローズプラス/DUSTIN

繊細なメタルフレームや、ミル打ちによって縁どられたうえに肉抜きも施されたブリッジ、スケルトンイヤーパッドが軽やかな印象を後押し。「縦幅のある多角形フレームは精悍な顔つきを生み出します」。38500

【多角形メタル②】オリバー ゴールドスミス/Oliver Octag

「メタルの細リムで、一山タイプ。潔い正統派なオクタゴンシェイプだけに、各所の意匠や素材感が引き立ちます」。その言葉通り婉曲したブリッジの輝きや、落ち着きをもたらすべっ甲リムのコンビが上品。35200

【ツーブリッジ②】ステディ/STD-76

ボストン系のシェイプで、アクの強さを感じさせない一本は、ビギナーにもうってつけ。「オールチタンメイドにより、屈強ながら掛け心地は軽やかで長く時間を共に できる未来を想像できますね」。38500

【ツーブリッジ③】イエローズプラス/STAN

イナたいはずのツーブリッジを、現代的解釈で仕上げた。「ティアドロップのツーブリッジ。そう聞くとパイロットグラスの個性派をイメージしがちですが、こちらはメタルを組み合わせより洗練された印象」。47000

DATA
decora TOKYO
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル2F
TEL03-3211-3201
営業/11:0021:00(日祝11:0020:00)
休み/無休

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 20234月号 Vol.193」)