今月の2nd編集部買い物報告! 秋冬に欠かせないアイテム買っちゃいました。

いろいろなところへ取材へ行って、魅力的なものに囲まれていると、どんどん財布の紐は緩くなっていくもの。そんな2ndスタッフが、物欲の赴くままに購入したものをご紹介。日常を垣間見る近況報告も兼ねてご覧ください!

1.Jプレス&サンズ 青山×パンクチュエーションのバケットハット|パピー高野

半年ほど前から、バケットハットに夢中。ほかの被りものもいくつか所有していますが、ほぼ毎日バケットハットです。子供っぽくならないいい塩梅で、カジュアルな雰囲気を演出してくれるので、特にトラッドスタイルに使いやすい最強の帽子だと思っています。

そんな折、弊誌お馴染みの「Jプレス & サンズ」が、関西発ハンドメイドの帽子ブランドである「パンクチュエーション」とコラボして最強のバケットハットを作ったと耳に飛び込んできました。

なにやら良質なウールを使って、誰にでも合う形を徹底的に研究したとのこと。買わないわけがないでしょ。15400(Jプレス&サンズ 青山TEL03-6805-0315)

2.アントニオルフォのベルジャンシューズ|不気味くん

ソールもアッパーもぺったんこの通称ベルジャンシューズ。ずっと気になってはいて、ついに意中の一足に出会った感じです。このイタリアブランドはお初ですが90年代頃のアーカイブのリファインだそう。

ベルジャンというと房飾りやリボンが付いているものが多いですが、二重のフルサドルデザインも現行では珍しく、ちょっとバブリーなレイト90s感がいい。例えるなら、当時のラルフが作ってそうな。

パンツの太さに合わせて靴もボリューム感が求められがちですが、あえてナローなベルジャンでトッぽく。個人的には新境地開拓的な一足となりそうです。39600(トレーディングポスト 青山本店TEL03-5474-8725)

3.アメリカントレンチのマフラー|スタイリスト・吉村祥吾さん

本格的に寒い今日この頃。寒がりな僕は、巻物が必需品。小ぶりなマフラーはキザに見えて苦手。でも大判は重たいし、バッグに入れるとかさ張るので、実用性の高いマフラーをずっと探していました。

ユーソニアン グッズ ストアで見つけたこちらは、ソックスで有名なアメリカントレンチ。1867年創業のスコットランドのカシミア専業メーカー、トッド&ダンカン社製のカシミアを使用し、アメリカで仕立てたレアな逸品。

インディゴという表記の、デニムの様な色合いもアメリカブランドらしく、小ぶりなサイズ感でもカジュアルに見えて気に入っています。38500(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)

4ファイヤーボックスのフリースタイルモジュラーストーブ チタニウムエブリシングキット|ライター・岡本546さん

浪費家たるものブラックフライデーに便乗しない手はなく、海外通販で焚き火台を購入しました。この夏頃から本格的にブッシュクラフトにハマり出して、いまやフェザースティックはお手のもの。

いかに自然由来の火口とメタルマッチだけで火おこしできるかが個人的な至上命題となっています。でもって欲しくなったのがウッドストーブ。しかも絶対チタン製がいい!ってことでリサーチしまくって、行き着いたのがファイヤーボックスでした。

こちら4枚パネルのコンパクトな焚き火台が2台セットになっていてドッキング可能。非常に自由度が高く、道具感もあって大満足です。焚き火ライフにますます熱が入りそうだなぁ~! 314.99ドル

5グレンロイヤルの三つ折り財布|生田目

愛用していた財布がボロボロになり、そろそろ替え時。仲の良い友達にコンパクトで丈夫なおすすめの財布はないか相談をすると、ぴったりのものがあるとのこと。そして紹介されたものが、グレンロイヤルのTRIFOLD SMALL WALLET

コンパクトな三つ折り財布はまさに探し求めていたもので、2nd1月号の英国特集の後から英国名品に興味を持ち始めた僕にはドンピシャなこの財布を即決。

購入するために紹介してもらったお店は友達の彼女の勤務先、そんなストーリーの詰まった財布は大事に使わないわけがないんだよなぁ。4700(BRITISH MADE オンラインショップ https://www.british-made.jp)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 20232月号 Vol.191」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

進化したSchottの定番、冬のレザースタイルはこれで決まり!

  • 2025.10.30

アメリカンライダースの象徴であるSchottが、原点回帰とも言える姿勢で“本気”を見せた。伝統のディテールに、現代的な技術と素材を融合。武骨でありながらも軽快、クラシカルでありながらも新しい。進化したSchottの定番が、冬のレザースタイルを再定義する。 668US SPECIAL HORSEHID...

革ジャンの新機軸がここに。アメリカンでありながら細身でスタイリッシュな「FountainHead Leather」

  • 2025.10.31

群雄割拠の革ジャン業界において、カルト的な人気を誇り、独自のスタイルを貫くファウンテンヘッドレザー。アメリカンヘリテージをベースとしながらも、細身でスタイリッシュ、現代的な佇まいを見せる彼らのレザージャケットは、どこのカテゴリーにも属さない、まさに“唯我独尊”の存在感を放っている。 XI|シンプルな...

革ジャン職人が手掛ける、経年変化するレザーハット気にならない?

  • 2025.10.31

気鋭のレザーブランド「KLOOTCH」のレザーハットラインとしてスタートした「Brunel & Co.」独学のレザージャケット作りで磨いた革の感覚を、“帽子”という舞台で表現する──。自らの手仕事で理想の革を探求する職人が辿り着いた、新たなレザークラフトの到達点。 革ジャン職人の手が導く、生...

宮城県大崎市の名セレクトショップ「ウルフパック」が選ぶ「FINE CREEK」の銘品革ジャン4選。

  • 2025.10.31

宮城県大崎市に、ファインクリークを愛してやまない男がいる。男の名は齊藤勝良。東北にその名を轟かす名セレクトショップ、ウルフパックのオーナーだ。ファインクリーク愛が高じて、ショップの2階をレザー専用フロアにしてしまったほど。齊藤さんが愛する、ファインクリークの銘品を見ていくことにしよう。 FINE C...

「BILTBUCK」の2025年は新素材によって既存モデルを再解釈した革ジャンに注目だ!

  • 2025.11.03

伝統と革新を往来しながら、レザーの魅力を追求するビルトバック。2025年のコレクションは、オリジナルレシピで仕立てた渾身の新素材によって既存モデルを再解釈。質感と経年変化、レザーの本質的な美学を磨き上げ、洒脱な大人たち〈Hep Cats & High Rollers〉へ贈る、進化であり深化の...

Pick Up おすすめ記事

革ジャン職人が手掛ける、経年変化するレザーハット気にならない?

  • 2025.10.31

気鋭のレザーブランド「KLOOTCH」のレザーハットラインとしてスタートした「Brunel & Co.」独学のレザージャケット作りで磨いた革の感覚を、“帽子”という舞台で表現する──。自らの手仕事で理想の革を探求する職人が辿り着いた、新たなレザークラフトの到達点。 革ジャン職人の手が導く、生...

「BILTBUCK」の2025年は新素材によって既存モデルを再解釈した革ジャンに注目だ!

  • 2025.11.03

伝統と革新を往来しながら、レザーの魅力を追求するビルトバック。2025年のコレクションは、オリジナルレシピで仕立てた渾身の新素材によって既存モデルを再解釈。質感と経年変化、レザーの本質的な美学を磨き上げ、洒脱な大人たち〈Hep Cats & High Rollers〉へ贈る、進化であり深化の...

宮城県大崎市の名セレクトショップ「ウルフパック」が選ぶ「FINE CREEK」の銘品革ジャン4選。

  • 2025.10.31

宮城県大崎市に、ファインクリークを愛してやまない男がいる。男の名は齊藤勝良。東北にその名を轟かす名セレクトショップ、ウルフパックのオーナーだ。ファインクリーク愛が高じて、ショップの2階をレザー専用フロアにしてしまったほど。齊藤さんが愛する、ファインクリークの銘品を見ていくことにしよう。 FINE C...

進化したSchottの定番、冬のレザースタイルはこれで決まり!

  • 2025.10.30

アメリカンライダースの象徴であるSchottが、原点回帰とも言える姿勢で“本気”を見せた。伝統のディテールに、現代的な技術と素材を融合。武骨でありながらも軽快、クラシカルでありながらも新しい。進化したSchottの定番が、冬のレザースタイルを再定義する。 668US SPECIAL HORSEHID...

生きたレザーの表情を活かす。これまでになかった唯一無二の革ジャン、「ストラム」の流儀。

  • 2025.10.30

生きたレザーの質感にフォーカスし、“バーニングダイ”をはじめとする唯一無二のレザースタイルを提案するストラム。我流を貫き、その意思を思うがままにかき鳴らすことで、オリジナリティを磨き上げる孤高のレザーブランドだ。デザイナー桑原和生がレザーで表現するストラムのモノ作りの哲学、彼が革ジャンを通して描き出...