1.PARKER|「ヴァン ヂャケット」宮原道人さん
ジョン・F・ケネディも愛用していたというパーカーのボールペン[ジョッター]。宮原さんは限定カラーのモデルが好きで、これまでに数本集めてきた。「クラシックな名品だけど安価で購入できるのがよくて、ポップなカラーが気分を上げてくれる」
2.TOMBOW|「Pt.アルフレッド」本江浩二さん
10年以上前に一本買い、最近たまたま見つけて買い足したというトンボの[ズーム505バナナ]。まるで葉巻のような重厚感あるデザインからその名が付き、一方で軽くなめらかな書き味で人気を博す。オトナの身だしなみを飾り立てるペンだ。
3.POSTALCO|「ブルームアンドブランチ」与那嶺泰斗さん
郵便をテーマにした文具やバッグなどを展開するブルックリン発のポスタルコ。最近はウエア類も充実し、ライフスタイルブランドとして定着する。こちらはブランド初期から展開するトラベルウォレット。程よいサイズ感でユーティリティに使える。
4.CROSS|「サンタセッ」大貫達正さん
歴代アメリカ大統領が愛用する筆記具メーカーで、その定番モデル。細身のボディに円すい形のコニカルトップというエレガントな形状。「金銀コンビのデザインが自分好み。小ぶりなのが丁度よく、ポケットなどに挿しサイン用に持ち歩いています」
5.RHODIA|「ザボウ」大井勇人さん
目に鮮やかなオレンジが特徴的な、佇まいの小洒落たメモ帳は、「使うときに気分がアガる」と、服飾業界での愛用者が多い。ミシン目で備わるので、切り取ってちょっとしたポストイット感覚で活用できる。方眼状の罫線も美しい字が書けるポイント。
6.STAEDTLER|「サーティファイブサマーズ」信岡淳さん
ドイツ生まれのステッドラー。180年以上の歴史を誇り、現在も人気が高い。「質実剛健なデザインの鉛筆削りや消しゴムもいいけど、1番のお気に入りはシャーペン。スチール製ならではの質感と重さが、手にしたときにしっくりきます」
7.BIC|「アーチ東京」原祐輔さん
1961年に誕生して以来、世界で最も売れたボールペンと言われる [オレンジEG]。昨夏に惜しまれつつ廃盤が決定した。「仕事で長く愛用し続けているだけに、これからどんどんレア化していくのが残念。まだ10本ほど手元にあるので大切に使いたいです」
8.HOECHSTMASS|「J.プレス&サンズ青山」黒野智也さん
ドイツの老舗メーカーによるメジャー。手に馴染むコンパクトなサイズと、視認性にも優れたカラーリングが特徴的。「一見するとチープだけど、実はすごくタフ。仕事で2年ほど愛用しているけど全然壊れないし、キーホルダーにもなります」
9.LAMY|「江口時計店」江口大介さん
1930年創立のドイツブランド。「そもそもドイツ製品が好きなのと、書き心地も気に入っています。もともとシルバーのペンを使っていたんですが、かっこよすぎる気がして。『文房具はもっと実用的でいいかな?』というところに落ち着きました」
(出典:「2nd 2022年9月号 vol.186」)
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