第二特集は「トラッド派が選ぶ、メイド・イン・ジャパンの名品」。世界からも高い評価を受けている日本製のアイテムのなかでも2ndお馴染みのトラッド派業界人による選りすぐりの逸品を紹介する。
さらに今回は「マイケル・ジョーダンが教えてくれた、粋なゴルフのはじめ方」という、これまであまり取り上げこなかったゴルフスタイルを掘り下げる第三特集もご用意。バスケットボール選手でありながら、実はスタイリッシュだった彼のゴルフルックを追求する。
いつも以上に盛りだくさんな、コンテンツがたっぷり詰まった2nd7月号。ぜひ本誌を片手に2022年の夏も楽しんでいただきたい!
『2nd(セカンド)』2022年7月号「マドラスとシアサッカーの季節。」
夏は、洒落者の真価が問われる季節。どうしても装いが軽くなってしまう分、少ない手数のなかで、いかにスタイルを表現するかが腕の見せどころでもある。そんな夏におすすめしたいのが、やはりアメリカントラディショナルスタイル。アメトラ界の殿堂、ブルックスブラザーズが100年以上も前にメンズファッションへ広めた清涼素材、「マドラス」や「シアサッカー」を用いたシャツやショーツは、そんなサマートラッドの定番。カラフルな色彩やさらりとした生地感のアイテムを1枚着るだけで、すぐさま洒落感を演出できる、そんな、サマートラッドのポテンシャルを、余すことなくお届けする。
「SUMMER “TRAD” SNAP 洒落者の“サマトラ”術。」
レイヤードが難しく、なかなか洒落感を演出しづらい夏のコーディネイトの極意は、業界の洒落者たちをお手本にすべし! そこで、彼らが普段から実践している素材・色の選び方など、夏の着こなしのコツを学ぶことのできるスナップページをご用意。全身のコーディネイト解説はもちろんのこと、夏のトラッドな装いに欠かせない愛用品も合わせて紹介してもらった。たとえば、「EDIFICE(エディフィス)」の勝河拓(かつかわ たく)さんは、エディフィスのシアサッカージャケット、古着のウエスタンシャツ、ヴィンテージのグルカパンツに足元はジェイエムウエストンのローファーと、新旧入り混じった理想的な「サマートラディショナルスタイル」で登場している。
「サマートラッド、13の必需品。」
トラッドな夏のコーディネイトにおける大定番、マドラスチェック柄のアイテムをはじめとして、シアサッカーのセットアップ、夏も着られる軽い素材感のネイビーブレザー、モカシンシューズなど、トラッド目線で夏のワードローブに加えたい良作の数々をご紹介。たとえばマドラスチェックにいたっては、本場であるインドで作られた「インディア・マドラス」生地を使った本格派から、トーン控えめで上品に着られるダークマドラスまで、マドラスチェックだけで約30アイテムを掲載している。アイテムだけでなく、コーディネイトの参考になるスタイリングもたっぷりと掲載。今年の夏はいつも以上にトラッドスタイルが楽しくなること間違いなし。
「夏の必携アイテム。バスクシャツ徹底比較」
夏の定番アイテムの筆頭であるバスクシャツ。ひと口にバスクシャツと言っても、色の違いはもちろん、首の開きの太さやボーダーのピッチ幅、シルエットの大小など、ディテールによって印象に差が出やすいアイテムだ。本企画は、そんなバスクシャツを集められるだけ集めて着比べた、他に類を見ない企画。特にバスクシャツを求めていた人にとっては必見の内容となっています。30弱ほどのバスクシャツを紹介しているなかでも、gold(ゴールド)のバスクシャツは、身幅を広めにとったシルエットで単体でもサマになる一着。生地は、双糸のオーガニックコットンを使った天竺素材で、肌触りの柔らかさと強度を持つ。クラシックでありながら現代にふさわしい実用性も兼ね備えた一着だ
第2特集「トラッド派が選ぶ、メイド・イン・ジャパン」
いまや、メイド・イン・ジャパンのプロダクツと言えば、クオリティもデザイン性も世界トップクラスの折り紙付き。こと、ファッションにおいても世界中のファッショニスタが日本製を愛用している。そんな、信頼あるメイド・イン・ジャパンの名品を、“トラッドな目線”でモノ好きリコメンダーの面々に選んでもらった。常にアンテナを張り巡らせ、ありとあらゆるプロダクツを手にしてきた、経験豊かなリコメンダーたちが太鼓判を押す逸品に物欲が高まること間違いなし。TOKYO No.1 SOUL SETの渡辺俊美さんは、自身のブランドであるヘッズとステットソンのコラボによって実現したカンカン帽を紹介してくれている。熟練の技術が必要なカンカン帽を、日本人にぴったりなサイズ感で製作した逸品だ。
第3特集「マイケル・ジョーダンが教えてくれた、粋なゴルフのはじめ方。」
マイケル・ジョーダンと言えば、誰もが知るバスケットボールの神様。しかし、彼は大のゴルフ好きとしても有名だった。キャリアも絶頂期を迎えていた1990年代。その、類まれなスタイルを活かしたゴルフスタイルも目を見張るものがあったのだ。パステルカラーのシャツやスラックス、チェックのパンツや、サドルシューズなど。機能ではなく、スタイル重視のコーディネイトは芝生の上でこそ輝く。「モックネックは襟と心得よ」、「帽子選びも抜かりなし」など、彼のスタイルから学べることは多い。マイケル・ジョーダンのバスケではなく、ゴルフに着目した『2nd』らしいニッチなゴルフスタイル提案は、ゴルフ好きでなくとも服好きであれば必見の内容だ。
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さらには、2ndにKing & Princeの神宮寺勇太さんが初登場! 6ページにわたり、神宮寺勇太さんがマドラスチェックのセットアップやミリタリージャケットなどの、夏のトラッドスタイルを着こなします。サマートラッドなコーディネイトのヒントが詰まった第一特集から、2ndでは珍しいゴルフ特集まで、バラエティに富んでいながらも2ndらしい“トラッド”な要素が満載の最新号。ぜひこの夏のお供に、手に取って読んでみてほしい。
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