stilform JAPANは、インクやリフィルのいらない筆記具「stilform AEON」の販売を開始した。
銀筆(ぎんぴつ)は、500年以上の歴史ある「インクのいらない筆記具」。インクやリフィルが不要な秘密は、化学反応。ペン先の金属と紙による摩擦で、瞬時に紙を酸化させ、筆跡を残す仕組みだ。古来より世界中で使用されており、イギリス・ロンドンの大英博物館には、レオナルド・ダ・ヴィンチが銀筆を用いて描いた作品が展示されていると言われている。
2種類のメタルチップ(ペン先)が付属しており、用途や好みに応じて切り替えが可能。メタルチップは酸化で筆記する「エターナルチップ」と、黒鉛を混ぜた特殊合金を採用した「グラファイトチップ」を展開している。
今後は、デジタル時代にも対応する「スタイラスペン」に代わるチップや、日本でこよなく愛される「つけペン」に代わるチップの展開も予定しており、「進化する筆記具」としても世界から注目を集めている。
stilformは、クラウドファンディングの歴史上、最も多額の資金を集めたドイツの筆記具メーカー。これまでには、メタル×磁石による「機能するデザイン」をコンセプトに、3億円を超える資金調達に成功している。
本年7月より開始した「stilform AEON」のクラウドファンディングでは、約1ヵ月で5,000人以上のバッカーを集め、「約8,000万円」の資金を獲得。クラウドファンディング史上最も多額の資金を集めた筆記具となった。
「stilform AEON」が選ばれる5つ理由
1. 2通りの筆記が楽しめる!2種類のメタルチップが付属
メタルチップと紙による摩擦による酸化で筆記する「エターナルチップ」と、黒鉛を混ぜた特殊合金により黒鉛で筆記する「グラファイトチップ」が標準装備。エターナルチップは、酸化で筆記するため半永久的に使用可能。グラファイトチップは、黒鉛で筆記することができ、芯を研いでメンテナンスも可能。
2. 世界三大デザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞
世界トップクラスのデザイン賞と言われる「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞。3種類の木材と5種類の金属を採用し、「stilform」の象徴的なメタル削り出しの面取り加工を施している。
3. 多彩なカラー&マテリアルバリエーション
stilform AEONは、5種類の金属を使用し、5つのモデルを展開。金属は、筆記具で一般的に使用されるアルミや真鍮のほか、チタン、マグネシウム、24金を採用。
4. ネオジム磁石によるクセになるギミック
金属ボディ内部とメタルチップにネオジム磁石を内蔵しており、磁石による磁力で好みのメタルチップに簡単に付け替えが可能。
5. サステナビリティや循環型経済を配慮したプロダクト設計
世界では、木製鉛筆を作るために800万本の木が伐採されるほか、毎年90億本のプラスチック製のペンが捨てられていると言われている。地球環境に配慮した結果、生み出した半永久的に使用可能な筆記具が「stilform AEON」だ。
「stilform AEON」販売情報
販売期間:2022年8月26日(金)~10月30日(日)
ラインナップ:stilform AEON Titanium(チタン)、Aluminium(アルミ)、Magnesium(マグネシウム)、Brass(真鍮)、24k-Gold(24金メッキ)
販売価格:10,100円~
販売ページ: https://camp-fire.jp/projects/view/593338
【問い合わせ】
stilform JAPAN
https://stilformjapan.com/
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