TIMEX(タイメックス初のLCD搭載デジタルウォッチ『SSQ Digital Reissue』を、史上初めて復刻!

アメリカNo.1ウォッチブランド「TIMEX(タイメックス)」の日本輸入元である株式会社ウエニ貿易は、『SSQ Digital Reissue』をタイメックス日本公式サイトのほか、主要タイメックス取扱店にて2025年10月17日(金)に発売する。

時を経た今、新鮮な魅力を放つ、歴史的名作デジタルウォッチ

1975年にタイメックスのLCD搭載モデルとして初めて市場に投入された、ぷっくりとした特徴的なラウンドシェイプのケースにデジタル表示を備えた歴史的価値の高い名作『SSQ』が、史上初の復刻を果たし現代に甦る。

70年代に描いた“未来”は半世紀経っても色褪せない

1970年代は、クォーツやデジタルウォッチが台頭した時計史における変革期であり、機能やケース造形など、これまでになかったオリジナリティあふれる名作が次々と誕生した黄金期であった。

もちろんタイメックスも例外ではなく、当時最先端で人気もうなぎのぼりだったデジタルウォッチ需要に応えて1975年に『SSQ』をリリース。独特で凝ったケースフォルムとデザイン、さらに85ドルという当時のクォーツ時計の価格帯を考えても抜群のコストパフォーマンスで一躍話題となった。

人類が月面に立つなど宇宙開発が盛んだった1960年代を経て、思い描いていた未来が徐々に現実となりはじめた1970年代。工業技術の進歩と、大胆でエネルギーを感じるデザイン性が融合したタイムピースはまさにレトロフューチャーであり、50年以上の時を経ても色褪せない魅力を放っている。

発売当時のカタログ

この『SSQ Digital Reissue』は、ケースの厚みが13mmある。

現代のクォーツ時計と比較すると肉厚といえるスペックは、機械式時計に対して最先端ながら、まだ黎明期にあった当時のクォーツ時計のムーブメントの体積に由来している。

ケース表面には放射線状のヘアライン仕上げが施され、一方のサイド面は光沢のあるポリッシュ仕上げとし、異なる質感によって高級感と立体感を生み出している。

液晶周りにはコンケーブした樹脂製パーツをはめ込み、そこにブランドロゴのほか、当時最先端技術であったSSQ(訳注:Solid State Quartzの略。ICチップやトランジスタなどの半導体技術と水晶振動子を組み合わせた精度の高い電子式時計のこと)の文字が入る。

いまでは多機能が当たり前となったデジタル・クォーツ時計だが、この『SSQ Digital Reissue』はあえて1975年当時と同じく、日付と時刻(時・分・秒)のシンプルな機能のみを表示する。

タイメックスでは復刻にあたり、再現性の高さや必要部材の調達など様々な点を検討のうえで選定している。オリジナルの個性や背景までできるだけ忠実に再現することで、見た目や発売年号だけにとらわれない商品の魅力を伝えようと努めている。そしてビンテージでは少し不安のある防水性能も、この復刻版では5気圧防水仕様とし、デイリーに着用できる点も嬉しいポイントである。

商品特徴

Point1 当時の最先端技術を駆使した独創的な立体フォルム
液晶面周りを柔らかな丸みを帯びた樹脂製パーツとすることで、ケースの立体感と呼応し、より奥行きのある表情を演出。厚みのある造形も往年のディテールを忠実に踏襲している。

Point2 スペーシーな雰囲気を醸す放射線状のヘアライン仕上げ
ケース表面にはヘアライン加工が施され、光の当たり方によって繊細な放射線が浮かび上がる。一方でケースサイドはポリッシュ加工により鏡面のような艶を放ち、異なる質感のコントラストが絶妙な調和を生み出している。

Point3 繊細なケースと調和するSSブレスレット
ケースと調和するサテン仕上げのステンレススチールブレスレットは、シンプルながらも都会的な印象を演出。19mmのラグ幅に合わせた堅牢な設計により、どんな腕元にも心地よくフィットする快適な装着感を実現している。

商品概要
TIMEX 『SSQ Digital Reissue』

●品番:TW2Y06100
●価格:¥26,000(税抜)/¥28,600(税込)
●発売予定日:2025年10月17日(金)
●スペック:デジタル(LCD)/38mm幅/ステンレススチール/5気圧防水
●販売店:公式オンラインショップ/全国の時計店・家電店

この記事を書いた人
Lightning 編集部
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