ソフトトップを全開で、ジープラングラーでビーチへ出かけよう!|JEEP WRANGLER UNLIMITED SPORT

現在のジープラングラーシリーズのルーツとなった軍用車は、簡素なホロが備わるだけのオープンカーのような車両だった。そんなDNAを持つジープに乗るんだから、トップを開けて風を感じてドライブを楽しみたい。安全装備も充実した現行のジープで、オープンエアを満喫する方法教えます!

乗りやすく進化した現行ジープラングラーは機能性も抜群。

ウィリス社がアメリカ軍のために製作したMB型にルーツを持つジープは、幾度ものモデルチェンジを経て現在のジープラングラーシリーズとなった。ヘッドライトと7本の縦スリットが特徴のフロントグリルや独立したフェンダーなどシルエットは継承しながら各部は進化を遂げ、誰もが乗れる快適な乗用車となっている

暑さ寒さや天候に左右されるのはわかっていても、開放的なオープンカーは魅力的。でも、SUVやクロカンの積載性や乗り心地も捨てられない。そんな人にお勧めしたいクルマを発見!

現行のジープラングラーは、耐候性の高いハードトップが備わり、安全装備や快適装備も充実。乗用車としても完成度の高い車両となった。とはいえ本来のジープを楽しむなら、やっぱりオープンエアを満喫できるほうが何倍も楽しめることは言うまでもない。

ここに紹介するのは、ジープカスタムの老舗、リンエイが提案するオープンエアを楽しめる現行ラングラー。ディーラー車に標準で備わるハードトップの代わりにマイトップ社の電動ソフトトップを装着。スイッチひとつで幌が後方に畳まれ、オープンエアを満喫できる仕組みとなっている。

ちなみにアメリカではそんなオープンエアファンは多く、今でもソフトトップやハーフドアなどのカスタムパーツが数多くリリースされ、現行のジープでも比較的簡単にバイクのような開放感を味わうことができる。

気持ちの良い季節に幌を開けたまま海までドライブすれば、オープンカーでしか味わえない爽快感を楽しむことができる。もちろん急な雨でも簡単に幌が閉められるので安心だ。

オープンエアを満喫できるジープラングラー。

ソフトトップを装着し車体後部に幌が畳まれたスタイルはかなり新鮮。ちなみにマイトップ社のソフトトップはハードトップを外して無加工で装着することができる優れもの。車体を加工しないため、元のハードトップの姿に戻すことができるのもポイント。

フロントバンパーはMOPAR製のオフロードタイプをチョイス。両端が切り上げられたデザインで、純正より大きなタイヤを装着してもクリアランスを確保できるようになっている。

ホイールは17インチのAEVSAVEGRE IIで、これに直径35インチのマッドタイヤを装着している。

ソフトトップにしても現行ラングラーの快適装備や安全装備はそのまま。快適なドライブを楽しむことができる。

マイトップ社の電動ソフトトップは別名8-seconds topと呼ばれ、スイッチ操作ひとつで約8秒という短時間で幌の開閉が可能となっている。原始的なソフトトップに現代のテクノロジーを組み合わせた実用アイテムだ。

クローズドの状態でも違和感のないスタイルなのも魅力的。

【DATA】
RINEI
東京都大田区北千束2-9-12
TEL03-3785-2258
営業/10:00~19:00
https://www.rinei.co.jp/

(出典/「Lightning2023年9月号 Vol.353」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

2025年秋冬、「ジェラード」から厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来!!

  • 2025.12.12

2025年秋冬、ジェラードらしいネイティブアメリカン、ミリタリー、クラシックなワークウエアなど、厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来。Lightningがその中からおすすめアイテムを厳選して紹介する。 Salem Coat [Lot No_AG12420] 6年ぶりのリリー...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

Pick Up おすすめ記事

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

上野・アメ横の老舗、中田商店のオリジナル革ジャン「モーガン・メンフィスベル」の凄み。

  • 2025.12.04

ミリタリーの老舗、中田商店が手掛けるオリジナルブランド、「MORGAN MEMPHIS BELLE(モーガン・メンフィスベル)」。その新作の情報が届いたぞ。定番のアメリカ軍のフライトジャケットから、ユーロミリタリーまで、レザーラバー垂涎のモデルをラインナップしているのだ。今回は、そんな新作を見ていこ...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...