あの当時の空気が蘇る。復刻スケートボードギア図鑑。

  • 2023.04.09

’80年代はスケートボードの“カルチャー”が生まれた時代。ここでは当時を彷彿させる復刻やリメイク、長年の定番モノをセレクトしてご紹介。あの頃に夢中になったギア達は機能性が大幅に向上し、今もファンの心を掴んで離さない。

今も魅力的なギアを作り続けるスケートボードブランド。

1987年にリリースされたパウエル・ペラルタのビデオ『The Search for Animal Chin』に収録されている、チンランプでのボーンズブリゲードチームによるインバートの写真

博士号を持つジョージ・パウエルとプロスケーターのステイシー・ペラルタによって1976年に設立されたパウエル・ペラルタ。当時最強といえるボーンズ・ブリゲードチームには、トニー・ホークやマイク・マクギルなどが在籍し、ビデオを通じて全世界に衝撃を与えた。現在の基盤を築いた伝説のブランドといえるだろう。

そして当時ヴィジョンと共に業界の3大カンパニーを形成していたのがサンタクルズ。アーティストのジム・フィリップスを起用して、永遠の名作スクリーミングハンドを生み出し、その後も数々の名作アートデッキを世に送り出した。テクノロジーでも’90年代にはエバースリック、2000年代前半にはパワーライトといった画期的なデッキをリリースしている。

そんなブランドの現在だが、パウエルはスティーブ・キャバレロがライダーであり続け、V.C.ジョンソンがグラフィックを描き続け、当時と同じサンタバーバラの工場で画期的なギアを開発し続けている。

サンタクルズにしても、息子のジンボ・フィリップスが描き始めるようになり、その世界観は父親譲り。当時の筋金入りブランドは、現代も変わらずに歩みを進めている。

当時を代表するライダーであるトニー・ホークとクリスチャン・ホソイのエアートリック

復刻から往年アートのリメイクまでオールドスクールギアの名作がズラリ。

POWELL PERALTA/STEVE CABALLERO BAN THIS

現在もパウエルのライダーとして活躍するスティーブ・キャバレロのシグネチャーデッキ。当時の彼のモデルはドラゴンを模ったグラフィックが多く、これもそんな時代を象徴する代表的な一枚となっている。1万7600円

POWELL/SUPPORT YOUR LOCAL SKATE SHOP

スカルが裂け目から現れる、パウエルで最も有名なボーンズリッパーのグラフィック。そこにメッセージ性の強いSUPPORT YOUR LOCAL SKATE SHOPの文字をプリント。説得力が違う。5940円

SANTA CRUZ/TOM KNOX FIRE PIT

今でもベテランチームに籍を置くトム・ノックスのシグネチャーモデル。当時の彼はいつもショーツスタイルで、なおかつストリートでは携帯NGとされるプロテクターを片腕だけつけるという変わった出立ち。これが許されるのは後にも先にも彼だけ!? 気になった人は今すぐYouTubeで検索! 1万6500円

SANTA CRUZ/ROB ROSKOPP FACE

巨匠ジム・フィリップスの代表作である「フェイス」。これにインスパイアされた息子のジンボも「フェイスクラッシュ」という作品を発表している。4730円

SANTA CRUZ/ROB ROSKOPP ONE CLOCK

同じくジム・フィリップスのアートの中でも名作と名高い、ロスコップ ワンのグラフィックが象られた壁掛け時計。エンボス加工とプリントで仕上げられたどこか可愛げのある一台は、アートやスケート好きだったら、是非とも部屋に飾っておきたい。7150円

SLIME BALLS/INFINITY HAND 53MM99A

’80年代に一世風靡したスライムボールが復活。派手なグラフィックはそのままに、近年のニーズに合わせて性能を現代
版にアップデート。7480円

【問い合わせ】
ハスコエンタープライズ
06-4305-2111 (大阪)、03-5829-8543 (東京)
https://www.hasco.co.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/「Lightning2023年4月号 Vol.348」)

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