【あの人のこだわりキャンプギア⑧】バイクで渓流釣り、そしてソロキャンプで使えるもの。|フォトグラファー・平安名栄一さん

スタイルのある人は、いったいどんなアウトドアライフを送っているのか? 気になる実態を知るべくファッション業界で活躍する人を中心に、私物のギアを見せてもらった。

今回紹介するファッション誌やウェブ媒体をメインに幅広く活躍するフォトグラファー・平安名栄一さんは、趣味であるアウトドアやバイクも謳歌している。相棒ともいえる愛用品の中からピックアップした5アイテムを見ていこう。

フォトグラファー・平安名栄一さん|ファッション誌、ウェブ媒体を中心にカタログ撮影や広告など、幅広く活躍するフォトグラファー。アウトドア遊びとバイクを趣味とし、クルマにバイクを載せキャンプや渓流釣りなど、アウトドアアクティビティを楽しんでいる

1.パタゴニアのワンショルダーバッグとテンカラUSAのロッドなどの渓流釣りセット

渓流釣りも機動力のあるバイクで走り、さらに山奥まで。そんな彼の渓流釣りセット。

「昨年は、年間パスまで購入したのに実際に川へと入ったのは、たったの2回。渓流釣りを始めたはよいけど、未だ釣果に恵まれず()。」

2.エンデュリスタンのトルネード、ブリザード、フェンダーバッグ

スイス生まれのモーターサイクルラゲッジ専門メーカー、エンデュリスタンの収納バッグ類はバイクに装着するもの。

「完全防水、防塵のバイク用バッグ。金属系のサイドバッグだと重くなるし、キャンバス系だと水濡れが心配。おもに工具類やパンク修理道具を収納しています」

3.クレイジークリークのヘックス 2.0

携帯性、クッション性に優れたクレイジークリークの座椅子。

「いつでもどこでもくつろぐことができる座椅子はキャンプや渓流釣りだけでなく、近所の公園などシーンを問わず活躍してくれます。クッション性も高く座り心地もよいことと持ち運びしやすいのが1番の魅力」

4.ヘネシーハンモックのエクスペディション

テント要らずのハンモックは、渓流釣りを趣味とする彼ならではの定番アイテム。

「テントと異なり、岩場や湿地など、場所を問わず簡単に設置できるのが最大の利点です。スタンダードなモデルですが、メッシュの蚊帳もついているので虫の侵入も防いでくれます」

5.モンベルのチタンクッカーとヴァーゴのチタンアルコールストーブ/テンマクデザインの男前グリルプレートなどのクッカーセット

キャンプの醍醐味のひとつである料理も存分に楽しむ性分だという平安名さん。

「ご飯は美味しく食べたいので、バーナーは複数個持っていくのが僕のスタイル。もちろんコンパクトなものばかりですが、同時進行で食材を煮るなり、焼くなりできるのがよいですね」

(出典/別冊Lightning Vol.229「キャンプの本」)

この記事を書いた人
Lightning 編集部
この記事を書いた人

Lightning 編集部

アメリカンカルチャーマガジン

ファッション、クルマ、遊びなど、こだわる大人たちに向けたアメリカンカルチャーマガジン。縦横無尽なアンテナでピックアップしたスタイルを、遊び心あるページでお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

Pick Up おすすめ記事

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...