【あの人のこだわりキャンプギア⑦】ヴィンテージ・現行問わず、ファッション目線で選んだ個性派ギア。|スタイリスト・中島貴大さん

スタイルのある人は、いったいどんなアウトドアライフを送っているのか? 気になる実態を知るべくファッション業界で活躍する人を中心に、私物のギアを見せてもらった。

今回は広告やWEBなどで多くのスタイリングを担当する、中島貴大さんが登場。アウトドアやミリタリー、インテリアなど守備範囲の広い中島さんが厳選した、こだわりの5品とは。

スタイリスト・中島貴大さん|紙媒体を中心に広告やWEBなどでスタイリングを担当。ファッションをはじめ、アウトドアやミリタリー、インテリアなど守備範囲は広い。キャンプやサバゲを趣味とし、最近は買ったばかりの愛車をどう料理するか目下思案中とのこと

1.ジャギドのナイフ

角の柄にトナカイが描かれたアウトドアナイフ。

「柄が角になっているモノはよくありますが、絵が描かれたモノとなるとまず見かけないかと。ウェアでも何でもホリゾンタル(天地のある一枚絵)が好きで、これは一目惚れでした。所有欲を満たしてくれる一本です」

2.バウアーダウンのダウンパンツ

’60年代頃のモノと思われるバウアーダウン名義のダウンパンツ。

「落ち着いたカラーとダイヤキルトのルックスのよさに加え、ダウン抜けもなく保温性はいまだ抜群です。穿くとシルエットもキレイなので、キャンプはもちろん、普段の寒い日にも重宝していますね」

3.バナナリパブリックのレザーハンティングベスト

いい感じに経年変化したレザーベストは’80年代頃のモノ。

「このテのデザインでコットンなどの布帛物はたまに見かけますがレザー製は結構珍しいと思います。普段バッグを持ち歩かないので、10個のポケットが大活躍です。キャンプ では特に焚き火の時にもってこいですね」

4.カーミットチェアのカーミットチェア

収納性と座り心地のよさで人気の名作アウトドアチェア。

「腰痛持ちの自分ですが長時間座っていても身体が痛くなりにくいので、最近はこればかり使っています。このツートンカラーはまだ国内では発売前なのですが、たまたま入手出来まして、これから愛でていこうかなと」

5.サーマレストのアルゴブランケット

荒野の狼たちが大胆に描かれた大判ブランケット。

「これもホリゾンタル柄が気に入って購入。濡れに強く軽量で収納性に優れた独自の化繊中綿素材エラロフトもさることながら、表のポリエステル生地の肌触りも良く、キャンプ以外で自宅でも愛用中です」

(出典/別冊Lightning Vol.229「キャンプの本」)